「海洋プラスチックから考える対馬型SDGs」
九州と朝鮮半島の間に飛び石的に存在する国境離島・対馬は、海を通じて東アジア、東南アジア諸国と通じています。海岸には、私たちの暮らしや産業から出るごみに混じって、諸外国から流れついたごみも目立ちます。
一方で海岸を埋め尽くすほどの、おびただしい量の流木。近年急速に増えた海岸の流木は、森が既に危機的状況であることを物語っています。
対馬の海岸から、森、里、世界につながる様々な問題が見えてくるのです。さあ、何から始めたら良いのでしょう?私たち一人ひとりは、何ができるのでしょう?地道に情報発信に努めながら、出来ることをひとつずつ。対馬の若者の挑戦を紹介しながら、国際交流や産業間の連携の大切さについて議論します。
◆日時 |
2022年1月29日(土)14:00〜16:00 |
◆開催場所 |
対馬市交流センター、及びオンライン〔Zoomウェビナー〕 |
◆定員 |
会場は50名程度(定員に達し次第、締め切ります) |
◆講師① |
堅達 京子(げんだつきょうこ)さん(NHKエンタープライズ・エグゼクティブ・プロデューサー)

1965年生まれ。NHKの報道番組のプロデューサーを経て、2021年、株式会社NHKエンタープライズに転籍。現在、日本環境ジャーナリストの会副会長、世界経済フオーラムGlobal Future Council on Japanメンバー、東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員など。主な著書に『脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流』、『脱炭素革命への挑戦』など。 |
◆講師② |
松井 秀明 さん(一般社団法人対馬CAPPA事務局)

1998年生まれ23歳。千葉県佐倉市出身。横浜国立大学経済学部卒業。大学4年時に転勤で対馬に住んでいる父親のもとに遊びにきたことをきっかけに対馬に興味を持ち、2021年4月に対馬に移住。対馬の海ごみ問題の対策を推進する一般社団法人対馬CAPPAで働きつつ、対馬の移住者の暮らしを発信するyoutuberとして活動中。 |
◆関係案内人 |
川口 幹子 さん(一般社団法人対馬里山繋営塾 代表理事/対馬グリーン・ブルーツーリズム協会 事務局長)

1979年、青森県青森市生まれ。北海道大学大学院環境科学院博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、東北大学生態適応グローバルCOEフェローを経て、2011年、地域おこし協力隊(対馬市島おこし協働隊)として対馬に着任。任期中に起業し、農林漁業体験や自然体験を軸にした観光・教育事業を展開。都市農村の交流促進や島の暮らしや文化を題材にした教育活動などに取り組んでいる。 |
◆司会 |
阿部 治(立教大学名誉教授、ESD-J代表理事)

日本の環境教育/ESDの草分けとして、その研究・普及に従事。近年は持続可能な地域創生やSDGsの担い手づくりとしてのESDの推進に取り組んでいる。また長年にわたって対馬での域学連携に取り組み、現在、対馬SDGsアドバイザリーボードメンバーを務める。日本環境教育学会長などを歴任。 |
◆プログラム |
- 開会の挨拶
- インタビューダイアログ
国境の島・対馬からみるSDGsローカルアクション
~海岸の漂着ごみを調べてみたら、森と里と世界がみえてきた~
講師:堅達 京子さん
講師:松井 秀明さん
関係案内人:川口 幹子さん
- 質疑応答・ふりかえり
(講師の話を基に、WEB参加者の皆様にもご参加いただきながら、質疑応答を行います。)
- 閉会の挨拶
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■主催:環境省
■協力:対馬市
一般社団法人対馬里山繋営塾
◆お申し込み(開催前日の13時締め切り)
終了しました
◆チラシ
九州セミナーチラシPDF
全体版チラシPDF
◆会場『対馬市交流センター』をご紹介!

対馬市の中心部、厳原(いずはら)の城下町に建てられた交流施設。ショッピングモールや図書館なども併設されており、文字通り、市民の交流の拠点になっています。
〒817-0021 長崎県対馬市厳原町今屋敷661−3 [所在地の地図]
■お問い合わせ:
特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
TEL:03-5834-2061(月・木 10:00~18:00)
E-mail:jimukyoku@esd-j.org |
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