車座トーク『ジオパーク×ESD』のチラシはこちらからダウンロードしてください
文部科学省によって示された学習指導要領では
「持続可能な社会の創り手となることができるようにする」ことが明記されました。
ESDではこれまで様々なテーマや手法で持続可能な社会について学びイメージしてきました。
しかし、現場教員からは、「持続可能な社会の具体的な事例はどこかにないのでしょうか?」という声をいまだによく聞きます。
地域の自然や人材を活用した持続可能な地域社会づくりに取り組むプログラムに、『ジオパーク』があります。
ジオパークに取り組む地域は現在、全国の自治体の2割程度ですが、その多くが少子高齢化や過疎化が問題となっており、
地域の持続可能な開発に迫られた地域です。
具体的な地域における持続可能な開発の事例としてジオパークが参考になると考えられます。
そこで、伊豆半島ジオパークの事例を聞いて持続可能な開発の取り組みの現状と課題を具体的に知るとともに、
ジオパークの見方・考え方で取り組みを進めているジオパークのESDについて報告します。
テーマ:『ジオパーク×ESD』
日時:2018年6月17日(日)
■15:00-17:00 ESD車座トーク (参加費:無料)
■17:15-19:00 懇親会 (参加費:3,000円)
会場: 日能研ビル6F (東京都荒川区西日暮里:地図)
トークテーマ&ゲスト:
テーマ1 「ジオパークの概要と伊豆半島ジオパークについて」
鈴木 雄介(伊豆半島ジオパーク推進協議会 専任研究員)
静岡県三島市出身。火山地質・防災を専門とし、これまで地質調査や測量を行う会社で、火山防災を中心とした職務に従事してきた。足もとにある大地から地域のことを見直し、風土にあった持続的な地域づくりをしていこうというジオパークの理念に共感し、現職に至る。現在は、研究員として専門家と地域をつなぐ役割を担っている。NHK「ブラタモリ」では熱海と伊豆の案内役として活躍。
テーマ2 「ジオパーク教育とESD」
山本 隆太(静岡大学教職センター特任准教授/
日本ジオパークネットワーク教育ワーキンググループリーダー)
愛知県日進市出身。早稲田大学教育学部助手、自由学園非常勤講師、静岡大学学術研究員を経て、平成30年4月より現職。平成27年、日本ジオパークネットワーク内に教育ワーキンググループを設立し、ジオパークの教育とESDの架橋を図ってきた。専門は地理教育、比較教育(日独)。
<ジオパークとは?>
2015年11月にユネスコのプログラムとして認定された、大地の遺産(Geoheritage)を軸とした持続可能な地域づくり、地球づくりを目指す運動のこと。
地域に存在する「ジオ」(地形地質)・「エコ」(動植物)・「ひと」(文化産業)のつながりを意識した「保全・教育・観光」という活動に取り組むことで、持続可能な社会づくりを行う。
近年は文部科学省の協力をえながら、ジオパークの教育はESDであるという認識を広めるとともに、具体的な事例作成にも取り組んでいる。
対象:ジオパーク×ESDに興味がある方、伊豆半島ジオパークについて知りたい方はどなたでも参加できます
参加申し込み方法:
- 〇WEBから・・・下記URLにアクセスし、フォームにご記入
URL: https://goo.gl/pgaQgE
〇メールで・・・件名を「ESD車座トーク申し込み」とし下記アドレスまで
メールアドレス:jimukyoku@esd-j.org
お問合せ:持続可能な開発のための教育推進会議(esd-j)
電話:03-5834-2061 メール:jimukyoku@esd-J.org
車座トーク『ジオパーク×ESD』のチラシはこちらからダウンロードしてください