【実施報告】 持続可能な社会のための人材育成オンラインセミナーシリーズ第1回「ESD/SDGsって何でしょう?」

11月28日(土)13:00~15:00に、地域で人育てに関わっている方、ESD/SDGsに取り組んでいる方、これから本格的に取り組みたいと思っている方、ESD/SDGsの基礎について学びたい方などを対象に、オンラインセミナー第1回「ESD/SDGsって何でしょう?」が開催されました。
Zoom会議の特性を活かし、空間を飛び越えて、全国各地から24名のご参加を頂きました。


コーディネーター:小金澤孝昭

「ESD/SDGsを自分ごとにするために」

講師:重政子

ESD/SDGsそしてESD for 2030のこれまでの経緯を踏まえて、持続可能な社会の担いに手なるための「人育て」とはどのようなものか、持続可能な地域社会づくりに必要な構成概念とは何か、どんな価値・どんな能力・どんな方法で取り組めば良いのかを実践例を踏まえてお話し、ESD/SDGs自分ごとにするための手法を共に学び合いましょう。

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「皆が安心して安全に暮らせる社会づくりに向けて」

講師:鈴木克徳

現代の社会がなぜ持続可能でないのか、何が問題かを考えます。SDGsにより、私たちが何を目指すべきか、これまでの持続可能な社会づくりに向けた様々な努力を振り返りつつ、どうすれば皆が安心して安全に暮らせる明るい社会をつくれるのか、教育・人づくりという観点から一緒に考えましょう。

発表PDF※無断転載禁止

2人の講師から持続可能でない現代の社会の抱える課題の概論の説明がありました。そして、課題に対応するために策定された国連や日本国内の政策の枠組み・取り組みについて紹介しました。私たちESD-J(市民団体)も、課題解決のために大切だと思う価値観を多くの人と共有し、ESDを核としたネットワークを構築してきたことをお伝えしました。

課題解決に「誰も取り残さない」と謳う一方で、社会のあらゆる立場の人々、私たち一人ひとりが課題を自分事と捉え、それぞれの役割を果たして行動していくことが重要であることを確認しました。

私たち一人ひとりが行動できるようになるためには、学校教育における学び(幼少期~学童期)だけでなく、成人期以降においても社会生活において学ぶ必要があること、そして、あらゆる段階において、継続的な学びが重要だということ、そして身近なものが教材となること(コンビニのお弁当、ゴミ、自分が住んでいる地域等)やその問題がグローバルな問題と繋がることでより学びが深まること等についてもお伝えしました。

質疑では、参加者の人々が実践していらっしゃる具体的な取り組みに関する内容や、ご紹介したワークシートの活用方法について、野外活動へのESD/SDGsへの取り入れ方についてなど、実用的な内容の質問が多くされました。

セミナーの参加者アンケートからは、23名中22名が「期待した以上のものが得られた」「十分得られた」と回答しました。また、「セミナーの内容だけでなく、他の参加者の質問を通して学びが得られた」「SDGs/ESDの研修会的なものは多いが、今回のセミナーでは「自分事」ということをキーワードに展開され、興味深かった」「仕事に活かせそうなアイデアや、自分自身の新たな問いが出てきた。また、改めてESDやSDGsを進めるうえでの大切なポイントを認識することができた」「直接疑問に思っていることをお伺いすることができ有意義だった」との感想が参加者の皆様から聞かれました。