団体概要・代表挨拶

【団体概要】

ESD-Jは、「ESDの10年」を追い風に、持続可能な開発のための教育(ESD)を推進するため、2003年6月21日にネットワーク組織「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議として発足。2004年12月10日に特定非営利活動法人となり、2015年9月7日に現在の、特定非営利活動法人 持続可能な開発のための教育推進会議に名称変更しました。
ESD-Jは、環境・開発・人権・平和・ジェンダーなど、様々な社会的課題にたずさわるNGO・NPOや個人が集い、共有すべき教育・学習のかたちを模索し、それを実現していくことを目的としています。そして政府や自治体、企業、教育機関などと協働・連携し、ESDを推進していきます。

共同代表理事

小玉 敏也

共同代表理事

鈴木 克徳

【共同代表理事の挨拶】

ESD-Jは、2003年に任意団体として設立されて以来、約20年が経過しました。その間、ESD関係省庁連絡会議の設置、マルチステークホルダーによるESD円卓会議の設立、ESD議員連盟の設立、ESD推進ネットワークの構築等、様々な提言を行い、その実現に貢献してきました。また、国内的には環境省等の支援を得て先駆的なESDモデル事業を実施し、国際的にはアジアのNGOと連携したアジアESD推進事業(AGEPP)の実施やESDに関するアジアNGOネットワーク(ANNE)の構築などを行ってきました。

2015年の国連でのSDGsの採択、2017~2018年の学習指導要領改訂による全ての学校でのESD推進の要請、2019年の新たな世界的な枠組みであるESD for 2030の国連での採択とその中で明らかにされた、SDGsの全てのゴールに対するESDの貢献の必要性、それらを踏まえた2021年の第2期ESD国内実施計画の策定等、近年のESDを巡る動きは加速化しています。

ESD-Jは、それらの動向を踏まえ、2021年に「ESD-J2030年に向けた活動計画」を策定し、人材育成、政策提言、国際連携を3本の柱とする活動方針を定めました。さらに2022~2023年度の2年間をかけ、組織体制の再整備を進めることとしています。

国際的にはESD推進のための世界的なネットワークが整備されつつあり、特にユネスコ等を中心とする気候変動、生物多様性の喪失、人権やジェンダーに関する教育の推進が急務とされています。国内的には、全ての学校におけるSDGs、ESDの定着に向けた人材の育成・研修や、さらには2027~2028年の学習指導要領の改訂に向けた各種課題の検討が急がれます。

ESDに関わる関係団体も2003年のESD-J設立当時と比べて飛躍的に増えました。2003年以来、ESD-Jが果たしてきた役割を踏まえつつ、関係団体と緊密に連携・協力し、これらの課題に取り組み、ESDのさらなる推進に向けて微力ながら全力を尽くしたいと考えますので、皆様の温かいご支援、ご協力をいただくようお願いいたします。

ESD-J共同代表理事 小玉 敏也
鈴木 克徳

情報公開

総会資料

PAGE TOP