[ESD-Jメルマガ]  Vol.022 (2021年12月第2週号)

[ESD-Jメルマガ]  Vol.022 (2021年12月第2週号)
発行元:持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
発行日:毎週(木) / 配信先 190件
*******************************************************************

ESD-J会員の皆様
いつもお世話になっております。山々の美しい雪化粧に冬の訪れを
感じるころとなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。さて、今週の
メルマガをお送りします。
>>>—————————————————————————
<目次>
【1】再掲:12/12開催:環境省主催「令和3年度ローカルSDGs人材育成地方セミナー」(第2回)
【2】再掲:12/18【参加者募集】第9回 ESD-J オンラインセミナー「次世代のESDを担うユースのエンパワーメント」
【3】【報告】第12回ESDカフェTokyo 地球にやさしいパンを食べる~小麦と生物多様性~
【4】【報告】第8回 ESD-Jオンラインセミナー「ESD×森林×地域づくり」
【5】助成金・アワードのお知らせ
【6】イベント・研修のお知らせ
【編集後記】(事務局より)
——————————————————————————<<<
【1】再掲:環境省主催「令和3年度ローカルSDGs人材育成地方セミナー」(全9回)
「ESD-Jでは、環境省主催『令和3年度ローカルSDGs人材育成地方セミナー』を、
12月から2月にかけて計9回全国各地で開催します。」このセミナーの参加を通じ
て、地域の取り組みをもっと知りたい、仲間づくりして参加してみたいと次のアク
ションにつながる「きっかけづくり」を目指します。お気軽にご参加ください!
(全9回の詳細:https://www.esd-j.org/news/7515

●第2回 12月12日(日)14:00-16:00 岡山県岡山市
テーマ:「SDGs海と川を守ろう実践セミナー」
◆会場:岡山市立京山公民館 及び オンライン〔Zoomウェビナー〕
◆講師:中平 徹也 さん(NPO法人岡山環境カウンセラー協会事務局長)
◆関係案内人:岩淵 泰 さん(岡山大学地域総合研究センター副センター長・准教授)
◆お申し込み:https://bit.ly/32i4R9J
◆チラシ:https://www.esd-j.org/wp/wp-content/uploads/2021/11/Chugoku_Flyer.pdf

●第3回12月19日(日)13:00-15:00 北海道日高町
◆テーマ:「アウトドア業とローカルSDGs」
◆会場:国立日高青少年自然の家 及び オンライン〔Zoomウェビナー〕
◆講師:鈴木 宏紀 さん 自然考房 Nature Designing代表、合同会社うさっぷ
カンパニー業務執行社員、北海道アウトドアフォーラム実行委員会事務局員
◆関係案内人:萱津 大知 さん 国立日高青少年自然の家 企画指導専門職
◆お申し込み:https://bit.ly/3HERS1R
■チラシ:https://www.esd-j.org/wp/wp-content/uploads/2021/11/Hokkaido_Flyer.pdf

【2】【参加者募集】第9回 ESD-J オンラインセミナー「次世代のESDを担うユースのエンパワーメント」
「第2期ESD国内実施計画」では、「ユースのエンパワーメントと参加の奨励」が強調され
ています。ESDや環境教育を推進しているソーシャルセクターは多様化・成熟化してきて
いる一方、世代交代や事業継承が課題となっています。そんな中、近年は”SDGsネイ
ティブ”とも呼ばれる「Z世代」「ミレニアル世代」が注目され、彼ら・彼女らの新しい価値
観や発想に期待が集まっています。
そこで、高校・大学時代にESDや環境教育に関するソーシャルセクターにインターンシップ
等の形で携わった後、現在は企業や行政、NPOなど多方面で活躍しているユースの声
を聞くことで、次世代のESDを担うユースのエンパワーメントに向けたヒントを探ります。

■ 2021年12月18日(土) 13:00~15:00
?       ゲストスピーカー:
・加藤 超大さん(公益社団法人日本環境教育フォーラム 事務局長)
・串田 大亮さん(飲料メーカー CSV担当)
・冨塚 由希乃さん(みなとく株式会社、日本サステイナブル・レストラン協会)
・原 智美さん(国立国会図書館)
・和田 恵さん(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員、SDGs-SWY 共同代表、NPO法人新宿環境活動ネット 理事)
・コーディネーター:飯田 貴也さん (NPO法人新宿環境活動ネット 代表理事)
◆詳細はこちら:https://www.esd-j.org/news/7843
◆お申込みはこちら:https://forms.gle/VGwyKPftTZfvmbVT8

【3】【報告】第12回ESDカフェTokyo 地球にやさしいパンを食べる~小麦と生物多様性~
パンオスリール 店主 須藤宏幸さんと、小麦粉の生産者前田農産の前田さんをお招
きして、実施しました。小麦を作る農家さんがいて、その小麦を使って愛情込めてパン
を作ってくれるパン職人がいて、私たち消費者は美味しいパンが食べられます。美味し
さのバトンリレーの中には、人だけでなく土中菌の働きや、麦穂を食べる動物が居て、
北海道の生態系のバランスが成り立っています。そんな当たり前のことに、改めて感謝
したい気持ちになったESD-JカフェTokyoでした。
◆詳細はこちら:https://www.esd-j.org/news/8962

【4】【報告】第8回 ESD-Jオンラインセミナー「ESD×森林×地域づくり」
NPO法人多摩源流こすげ(源流大学)の石坂 真悟さんを講師にお迎えし、山梨
県小菅(こすげ)村の豊かな自然資源、環境を活かした地域づくりについてお話を
伺いました。多摩川の源流を守るためのバラエティに富んだユニークな地域創生の取り
組みが大変素晴らしく、日本全国の全ての源流、河川地域でこのような取り組みが
行わせてほしいと思ったセミナーでした。
◆詳細はこちら:https://www.esd-j.org/news/9148

【5】助成金・アワードのお知らせ
<助成金>
(1)アーユス「2022年度『街の灯』支援事業」
『街の灯』支援事業は、誰一人取り残さない社会をめざす「持続可能な開発目標
(SDGs)」の概念を尊重し、故茂田眞澄初代理事長が常々口にしていた「光のあ
たらないところに光を」の理念を活かして、国内外で「光があたらない」活動に取り組
むNGO/NPOに協力するため、2020年度より始まった支援制度です。日本の国内
外で行われている、下記の3つの視点のいずれかをもとにした事業を支援対象とします。
(1)社会の中で取り残されている人たちに希望の灯をともす活動
(2)差別・対立・分断をなくし、人権が尊重される平和な社会をめざす活動
(3)市民が主体となった持続可能な社会の実現に向けた活動
1.      詳細:http://ngo-ayus.jp/ngo/ngo_city_lights/
2.      応募締切:2022年1月17日(月)18時必着

(2)社会福祉法人中央共同募金会「赤い羽根福祉基金」2022年度新規事業助成
●助成プログラム:
①生きづらさを抱える若者の未来創出活動応援助成
10代後半からおおむね30歳までの生きづらさを抱えた若者が前向きに生きていけるよ
う支援することを目的とした活動
②一般助成
生活上の困難に直面する人々、権利を侵害されている人々、何らかの生きづらさを
抱えている人々を支援することを目的とした活動
1.      助成対象団体:
・       社会福祉・地域福祉の推進を目的とする非営利の団体(法人格の有無は不問)
・       応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
2.      助成金額:
①生きづらさを抱える若者の未来創出活動応援助成:500万円/活動(事業)
②一般助成:1,000万円/活動(事業)
※       2022年度新規事業の1年間の助成総額は7,500万円を予定しています。
3.      申込期限:2022年1月17日(月)※必着
4.      詳細:https://www.akaihane.or.jp/news/kikin/23629/

(3)公益財団法人パブリックリソース財団
「子どもシェルター新設事業」実行団体公募≪休眠預金活用事業≫~虐待などで家
に居場所がない10代の若者に緊急避難と支援の場を~
1.      支援内容:子どもシェルターを開設・運営するために必要な資金支
2.      (3年間の合計で1団体あたり上限 1,700 万円)
3.      助成金額:実行団体1 団体あたりの助成金額は、3年間で上限1,700万円とします(毎年継続審査を行います)
4.      申込期限:2022年1月31日(月)※必着
5.      お問合せ:公益財団法人パブリックリソース財団 https://www.public.or.jp/project/f1012

(4)公益財団法人ベネッセこども基金
2022年度「経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成」
日本全国の地域において、経済的な困難を抱える子どもたちを取り巻く社会課題は、
ますます多様化・複雑化しています。それらの課題解決に取り組む団体に対して、
自立的な事業継続や新たな事業へのチャレンジに中長期で取り組む事業に、複数
年(最大3か年)の助成を行います。
1.助成内容:現在の事業の自立的な継続・発展のための取り組みは、テーマを明
確にした計画を立案いただき ます。(複数テーマについての取り組み可)
①子ども支援活動の質向上
②子ども支援活動の普及・拡大
③ネットワーク構築・政策提言
④事業基盤の強化・業務改善
⑤その他のテーマ ※①~④にあてはまらないテーマ
2.助成対象団体:
・上記助成テーマで活動を行っている非営利団体(特定非営利活動法人(NPO)、
財団法人、社団法人、社会福祉法人など)「助成決定後の義務・条件」に同意い
ただける団体
3.申込期限:2022年1月7日(金)※必着
4.お問合せ:公益財団法人ベネッセこども基金事務局 https://benesse-kodomokikin.or.jp/subsidy/

(4)公益財団法人あしたの日本を創る協会 地域活動団体への助成「生活学校助成」
近所のお年寄りや子どもたちの見守り、ごみの回収や資源リサイクル活動など、身近な
地域や暮らしの問題に取り組むグループの皆さま、生活学校に参加してみませんか?
生活学校の趣旨に賛同し、参加を希望する地域活動団体の募集を行い、当協会から
活動経費の助成を行います。
1.対象団体(①及び②に該当する団体):
①身近な地域や暮らしの課題解決に取り組む地域活動団体
②全国の生活学校が連携して行う「全国運動」に参加する意向のある団体
2.助成金額:
①生活学校への参加 6万円(初年度3万円、2年目3万円)
②全国運動への参加 上限5万円(現在のテーマは「食を通じた子どもの居場所づくり」
3.申込期限:2021年12月31日(金)
4.お問合せ:公益財団法人あしたの日本を創る協会 生活学校募集係
http://www.ashita.or.jp/sg2.htm

【6】イベント・研修のお知らせ
<イベント>
(1)熱帯林・ヨウム保全セミナー『コロナ禍で密猟は増えたのか減ったのか、森林は保全され
てきたのか否か??ヨウムやマルミミゾウなどコンゴ共和国の事例より』
コンゴ共和国では野生のヨウムやマルミミゾウは保護種に指定され、捕獲や殺害行為は違法と
なっています。また、野生動植物の国際商取引を規制するワシントン条約(CITES)により、主
にペット目的のヨウムの生体やゾウの象牙などの国際取引も禁止されてきました。しかし、ヨウム
やマルミミゾウへの違法行為は依然として続いています。2020年初頭より世界は新型コロナ禍の
危機にさらされてきましたが、こうした野生生物への違法行為やその生息地である熱帯林の保全
はどのようになっているのでしょうか?コロナ禍のためフィールド調査が難しい中、現地との強いパイ
プのあるコンゴ共和国からの情報をみなさまにご報告します。
1.      日時:2021年12月15日(水)午後7時~8時 形式:オンライン
2.      参加登録:https://forms.gle/6XfEUgMqVJFTB5gv9
3.      登録締め切り:12月15日(水)午後5時
4.      講演者:西原智昭(AJF会員)星槎大学共生科学部特任教授/WCS(野生
生物保全協会)自然環境保全研究員)山邉寿美子(AJF理事)

(2)【オンライン報告会】ザンビアで安心・安全な出産のための「マザーシェルター」完成
認定NPO法人ロシナンテスは、アフリカのスーダン・ザンビアで医療支援を行う国際NGOです。
この度、ザンビア事業の報告会を開催します。
1.      日程:2021/12/17(金) 時間:19:30開始 / 21:00終了 オンライン(zoomを使用予定)
2.      お申し込み:https://forms.gle/PETjUnb3y544zcPc6

(3)集まれ全国の高校生!体験型ワークショップ「高校生アフリカ塾」
ワークショップ内容 (全3回)
第1回1月15日 (土) 20時~21時半 『シエラレオネについて学ぼう!』全員参加MTG
1月29日(土)20時~21時半 『高校生ミーティング!』シエラレオネの高校生に質問を
英語でするための、高校生全員参加MTGにご参加ください!
第2回2月12日 (土) 20時~21時半 『シエラレオネの高校生との対話会!寄付の使い道を学ぼう!』
第3回3月12日 (土) 20時~21時半 『寄付が実際にどのように使われてたのか実感しよう!』
※本ワークショップは4回の日程全てにおいて、Zoomを用いて実施します。また第2回目は、直接
シエラレオネ共和国と繋いで現地の高校生と対話を行います。
1.      募集人数:限定30名(満席なり次第、即時締切)
2.      参加費:合計1,500円
3.      詳細:https://www.janic.org/information_post/highschool-african-cramschool/

(4)ワークショップ「家族のつながり-途上国の人々の暮らしから考えよう!-」
このワークショップでは、JICA海外協力隊経験者が「家族」をテーマに、それぞれの国での人々の繋が
りについて紹介します。 途上国の人々は家族とどのように暮らしているでしょうか?ワークショップに
初めて参加される方も大歓迎!ぜひご参加ください。
1.      対象:小学5年生から中学3年生
2.      日時:2021年12月26日(日)11時から12時10分
3.      場所:Zoomによるオンライン開催
4.      講師:(JICA地球ひろば 地球案内人)   野崎 雅貴(職種:体育 派遣国:ザンビア)、
安原 良太郎(職種:コミュニティ開発 派遣国:モザンビーク)、岡山 萌美
(職種:青少年活動 派遣国:モンゴル)
5.      詳細: https://r11.smp.ne.jp/u/No/447247/ec3W503DJDjH_28284/447247_211207009.html

(5)帝国主義の暴力をくりかえさないフェミニズムのために~「9・11」・アフガニスタン戦争・ダーバン会議からの20年を再考する~
https://www.ajwrc.org/6391
今年8月、アフガニスタンからの米軍撤退に続くタリバンの政権掌握は世界に衝撃をあたえ、アフガ
ニスタンにおける女性の権利後退がふたたび注目され、また急速に忘れられようとしているなか、
「9・11」とアフガニスタン攻撃に始まる「対テロ戦争」、そして同じ2001年に開催されたダーバン会議
(反人種主義・差別撤廃会議)が残したフェミニズムの課題について、あらためてふりかえります。
帝国主義とフェミニズムの共犯関係はどのような暴力を正当化してきたのか、わたしたち自身の足
元にある課題をいかに不可視化してきたのか。帝国主義・人種主義の暴力をくりかえさない、イン
ターセクショナルなフェミニズムに向けた課題を確認したいと思います。
1.      日 時:2021年12月16日(木)18:30-20:30  オンライン(Zoom)
2.      申込方法:https://ajwrc.stores.jp/?category_id=5ee71ba31829cd33969ec6c9

<研修>
(1)2021年 SDGsを英語で学ぶ、オンライン学修プログラム
途上国のNGO現場から、SDGsを英語で学ぼう!国際協力の現場で活動するプロや現地ユース
リーダーと学ぶ高校生・大学生・若手社会人向けプログラムです。
1.      募集対象:海外のボランティア・インターンに行けなくなった方、途上国のNGO活動を通
してSDGsを英語で学びたい方、コロナが明けたらLOOBの海外ボランティアに参加
したい方
2.      募集人数:30名
3.      詳細:https://activo.jp/articles/77448

◆編集後記:  第1回の『令和3年度ローカルSDGs人材育成地方セミナー』が12月
4日(土)大崎市で開催されました。ご参加いただいた皆様、ありがとうござい
ました。世界農業遺産、地元の資源をどのように活かしながら地域の未来を描い
ていくのかを若手の皆様と考える会となりました。残念ながら参加できなかった
という方は、後日動画を公開いたしますので、是非ご覧いただけたらと思います。
今月は岡山市12/12(日)、北海道日高町12/19(日)が開催されます。ご参加、お待
ちしております!◆お申し込み:岡山:https://bit.ly/32i4R9J/ 北海道日高
町: https://bit.ly/3HERS1R

◆ESD-Jで配信したメルマガのバックナンバー◆ https://www.esd-j.org/others/6909
◆ESDイベントカレンダーのリンク◆ https://www.esd-j.org/activity/eventcal

メールマガジンは、ESD-J会員にお送りしています。
お心当たりのない方、配信停止を希望される方は下記までご連絡ください。