発行元:持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
発行日:原則毎週(木) / 配信先 190件
*******************************************************************
ESD-J会員の皆様
いつもお世話になっております。さて、今週のメルマガ配信です。
>>>—————————————————————————
<目次>
【1】 【実施報告】2022年車座トーク「グレタさんを生んだスウェーデンの主権者教育・市民・教育からみた日本の課題」
【2】 助成金・アワードのお知らせ
【3】 イベント・研修のお知らせ
【4】 その他
【編集後記】(事務局より)
———————————————————————————–<<<
【1】 【実施報告】2022年車座トーク「グレタさんを生んだスウェーデンの主権者教育・市民・教育からみた日本の課題」
2022年6月19日(日)に、日本福祉大学・講師の両角達平(もろずみ たつへい)さんを
お迎えして実施した車座トークの開催報告をウェブサイトに掲載しました。71名にご参加いただ
き、無事盛況のうちに終了いたしました。
◆報告はこちら:https://www.esd-j.org/news/11284
【2】 助成金・アワードのお知らせ
<助成金>
(1)「洲崎福祉財団 一般助成」-2022 年度
私たち洲崎福祉財団は、第一に「社会共同体の中での助け合いの理念」と第二に「資本主義経済における民間資産の、
民間の自発的行為による正しい再配分」という二つの理念に基き少数の障害者、並びに障害に対し新しい視点より取組
んでいる方々と共に障害者の社会参加の実現に取り組んでいきたいと願っています。
1. 助成の対象種別:利用者送迎または移動、運搬に使われる車両の購入に対する助成、施設内で使用、設置
する器具・備品等の物品の購入に対する助成、業施設内の工事(新設、増改築、改修)に関する助成、上記 1 ~ 3
以外で障害児・者の福祉向上に資する助成
2. 応募・申請期間:2022 年 8 月 13 日 (土)
3. 詳細:https://swf.or.jp/support1/
(2)大阪ガスグループ福祉財団「高齢者福祉助成」-2022 年度
活力あふれる長寿社会を実現するため、高齢者を対象にした福祉活動や高齢者の社会参加を支援する活動など、「高齢
社会における地域福祉づくり活動」に対して助成する。
1. 対象:高齢者を対象とする地域福祉活動や高齢者自身の社会参加活動あるいはそれを支援する活動等で、
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都市、大阪市、堺市、神戸市の社会福祉協議会の推薦を受けた活動。
2. 詳細:https://www.osakagas.co.jp/company/efforts/fukushi/jyosei/images/2022_guide_fukushi.pdf
3. 応募・申請期間:2022 年 8 月 31 日 (水)
<アワード>
(1)フィッシュファミリー財団「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」-2022
本賞は、女性のちからで誰もが安心して平等に暮らせる豊かな社会をめざし、勇気を持って行動を起こす「草の根の女性リーダー」
に贈られます。
1. 対象者の活動分野:社会から疎外されがちな人を直接支援することで、孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、
社会の構成員として包み支えあう活動。文化、国際協力・国際交流、環境保全、再生可能エネルギー推進の分野は、今
回の対象から除きます。
2. 応募・申請期間:2022 年 7 月 31 日 (日)
3. 詳細:https://jwliccja.org/apply-3/
(2)第 26 回「ボランティア・スピリットアワード」
「未来を描くチカラ」をキャッチフレーズとして、“誰かのために何かを変える“ことを目指し、自ら行動を起こしている中学生・高校生
を応援します。社会課題に気づき、それを自身の課題と捉え、挑戦と克服を繰り返しながら成長する中学生・高校生に、賞を
通して称賛と感謝を贈るとともに、情報交換、交流、活動発表の場を提供します。
1. 対象となるもの:2021 年 9 月に行われた(行われている)活動が対象です。社会や地域に関する活動であれば
分野は問いません。
2. 詳細:https://www.vspirit.jp/detail.html
3. 応募・申請期間:2022 年 8 月 31 日(水)
(3)住友生命 第16回「未来を強くする子育てプロジェクト」
「未来を強くする子育てプロジェクト」では、 「子育て支援活動の表彰」「女性研究者への支援」の 2 つの公募事業を柱として、
すこやかな子育てと夢のある未来づくりを応援してまいります。
◆子育て支援活動の表彰:より良い子育て環境づくりに取り組む個人・団体を募集します。各地域の参考になる特徴的な子
育て支援活動を社会に広く紹介し、他地域への普及を促すことで、子育て環境を整備し、子育ての不安を払拭することを目的
としています。
◆女性研究者への支援:育児のため研究の継続が困難となっている女性研究者および、育児を行いながら研究を続けている
女性研究者が、研究環境や生活環境を維持・継続するための助成金を支給します。人文・社会科学分野における萌芽的な
研究の発展に期待する助成です。
1. 詳細:https://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/mirai_child/child/bosyu.html
2. 応募・申請期間:2022 年 7 月 11 日 (月)~ 9 月 9 日 (金)
【3】イベント・研修のお知らせ
<イベント・研修>
(1)【SDGs×探究×グローバル】「これからの教育のあり方、進むべき方向」について考えましょう!
2022年4月に国際教養学部を開設した武蔵大学と、国際学部を開設した東海大学から、それぞれの新学部長をお招きし、
「どのような考え、ビジョンに基づき新たな学部を立ち上げたのか?」、「具体的に現在どのような教育実践を行っているのか?」
をご紹介いただきます。
1. 日時:2022年7月20日(水)19時から21時 Zoomによるオンライン開催
2. 詳細:https://r11.smp.ne.jp/u/No/455793/I0KDgi4CjJEH_28284/455793_220712007.html
(2)【高校・大学生対象対面イベント】あなたならどうする?JICA海外協力隊版SDGsアクションカードゲーム
JICA海外協力隊が実際に経験したSDGsに関連した悩み(トレードオフ)について、リソースカードに書かれているアイテムを使
いながら自由に解決策を考えます。
1. 日時:2022年7月31日(日)11時から12時15分
2. 場所:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場
3. 講師:安原 良太郎(JICA地球ひろば地球案内人)
4. 詳細:https://r11.smp.ne.jp/u/No/455793/20uWCj4CjJEH_28284/455793_220712009.html
(3)【小学生対象/対面イベント】かなでよう、アフリカの音色!発見しよう、アフリカのみりょく!
元JICA海外協力隊4名が見てきたアフリカの一部をクイズ形式で楽しく紹介します。クイズの後には、アフリカを代表する民族楽
器の「カリンバ」を作ってみましょう!
1. 日時:2022年8月14日(日)14時から15時
2. 場所:JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場
3. 詳細:https://r11.smp.ne.jp/u/No/455793/bIjai34CjJEH_28284/455793_220712011.html
(4)『第1回ArCSII国際政治セミナー アイスランドの北極政策の動向 Trends in Iceland´s Arctic Policies』
「ArCS II」とは、北極域の先進的・学術的研究の推進、社会実装を目指す、北極域研究のナショナルフラッグシッププロジェクトです。
「国際政治課題」とは、11あるArCS IIの研究課題の1つで、複雑な北極域の政治プロセスを総合的に解明する研究を実施しています。
第1回ArCSII 国際政治セミナーでは、アイスランド大学現代日本研究学科助教授のKristinIngvarsdottir(クリスティン・イングバシュドッティル)
氏をお招きし、アイスランドの北極政策について講演していただきます。ぜひご参加ください。
1. 開催日時:2022年7月21日(木)16:00~17:30
2. 開催方法:対面とオンラインのハイブリッド開催 会場:北海道大学学術交流会館第3会議室
3. 申込:https://forms.gle/PY6VvU9z8tujFnJF6
4. 詳細:https://enavi-hokkaido.net/events/mec-events-2267/
(5)JICA教師海外研修(教育行政コース)
新学習指導要領の「持続可能な社会の創り手」の育成も念頭に、開発途上国の現状や国際協力の現状について、実際に
途上国を訪問しJICAが実施している教育支援について体験し、考えます。また、参加者同士の意見交換や知見の共有を通して、
スクールリーダーとしての力を高めることをねらいとしています。
1. 開催日時:2022年10月28日(金)(終日)~2023年2月6日(月)締切:8月8日(月)
2. 詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/program/practice/teacher/index.html
(6)JICA地球ひろば開発教育オンラインセミナー (第2回)「多文化共生の文化」を学校(教室)につくるヒント
JICA地球ひろばでは、2022年度より開発教育オンラインセミナー『教室と世界をつなぐ6つのヒント?未来を担う力を育てるために?』を
開催します。全6回のオンラインセミナーを通じて多彩なゲストをお迎えし、「持続可能な社会の創り手」の育成、社会に開かれた教育
課程、主体的・対話的な深い学び、多文化共生などについて、国際理解教育・開発教育の視点から「教室と世界をつなぐヒント」
を皆さんと共に探っていきます。
1. 日時:7月30日(土曜日)10時30分から12時 Zoomによるオンライン開催
2. 詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/news/notice/2022/220706_02.html
(7)鳴子・六角牧場の風力発電事業計画地周辺を渡るガン類の調査結果報告会 ~市民調査で明らかになったガン類の渡り
経路と風発建設が及ぼす重大な影響~
市民団体が合同で、2022年2月~3月に鳴子(川渡)で行った、ガン類等の渡り経路の調査結果についての報告会を開催します。
調査の結果、風力発電計画(仮称六角牧場風力発電事業)予定地周辺が、絶滅危惧種Ⅰa類で国内希少野生動植物種の
シジュウカラガンを含む渡り鳥のガン類などの主要な渡りルートの一つであることが、明らかになりました。工事が予定通り行われると、
40年かけてやっと絶滅から復活したシジュウカラガンを再び絶滅に追いやる可能性もあります。このことは風力発電計画の根本的な見
直しを迫る重大な事実です。国際的なラムサール賞と国内鳥類学者への山階賞を先日W受賞した呉地正行氏により、今回の観察
結果の詳細ならびに風力発電計画の問題点についての報告を行います。
1. 日時:2022年7月16日(土)19:00~20:30
2. 場所:鳴子公民館(ホール)
3. 申し込み:当日会場参加の場合、申し込み不要。
ZOOMによる視聴を希望:https://forms.gle/nXfArmAnsAcTE2dK9
(8)国際会議「サブサハラアフリカにおける稲作振興とマラリア対策」
我が国は、2008年に開催された第4回アフリカ開発会議(TICAD)で、「サブサハラアフリカにおけるコメ生産量10年間で倍増させる」目
標を発表しましたが、同地域の生産量は未だ消費量に追いついておらず、さらなる稲作振興とその増産が求められています。他方、その
拡大が水環境変化とそれに伴う生態系の変化をもたらすこと、その結果、マラリアをはじめとする蚊媒介性疾患の発生を助長するリスクが
生じる可能性が指摘されています。マラリア・ノーモア・ジャパンは、国際的なマラリアに関するプラットフォーム「マラリアを終わらせるためのロール
バックマラリア(RBM)パートナーシップ」の要請、および国連基金の助成金を受け、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のジョー・ライン博
士らの協力の下、アフリカにおける稲作振興がマラリアの発生に与える影響について、調査を行いました。
1. 申し込み:https://forms.gle/Z3uPSAjvJN3UWZna8
2. 日 時:2022年7月19日(火) 16:00-17:00
3. 詳細:https://malarianomore.jp/archives/12923
(9)「世界食料デー」月間プレイベント講座~世界食料デーの前に知っておきたいこと~ 第1回:フライドポテト不足から見える食料危機
10月16日の世界食料デーをきっかけに飢餓や食料問題について考え、解決に向けて一緒に行動する1カ月「世界食料デー」月間のプレイベント
として、連続講座を開催します。食卓に欠かせない3つの食材に焦点をあて、食の現状を学ぶとともに生産、流通、消費の仕組みと食の課題
について考えます。
第1回は、長くアフリカを中心にイモ類の研究をされてきた東京農業大学教授の志和地弘信さんをお招きし、今年はじめに起きたフライドポテト
不足から、グローバルに広がる食料システムの課題とより持続可能で地域に根差した食のあり方についてお話しいただきます。
1. 日時:2022年8月4日(木)午後7時30分~9時 オンライン開催
2. 申し込み:https://forms.gle/DT6wzYGVyQYpJw4Z6
3. 申し込み締め切り:8月4日(木)午後1時
4. 主催:(アフリカ日本協議会、ハンガー・フリー・ワールド)
(10)海洋プラスチックの問題を考えよう2022 夏休み!家族で考えよう、海鳥とプラスチックごみの問題
私たちが日常生活で使っているプラスチックが、プラスチックごみとなって、海鳥や海洋環境に大きな影響を与えています。夏休みに、家族で
プラスチックごみについて考えてみませんか?プラスチックごみはどこから来るのか、何が問題なのかをわかりやすくお話した上で、海鳥の専門
スタッフが、海鳥の生態やプラスチックごみの影響を解説します。また、日本野鳥の会の現場のレンジャーからは、身近な環境でプラスチック
ごみを調べる方法をご紹介します。自由研究のテーマとしてもおすすめです。
1. 日時:2022年8月11日(祝)10:00~11:10 Zoom ミーティング
2. 対象:小学生以上の子どもとその保護者(家族でのご参加大歓迎)
3. 申込:https://form2.wbsj.org/plastic-event20220811
4. 主催:(公財)日本野鳥の会
(11)映画「Wende(ヴェンデ)光と水のエネルギー」オンライン上映会 特別編
Wende(ヴェンデ)とはドイツ語で大改革を意味します。また、原子力・化石燃料から自然エネルギーへと転換する、ドイツにおけるエネルギー革命
の意味でも使われる言葉です。私たちは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、どのように取り組みを進めていけば良いのでしょうか。近畿周辺
で、地域に根差した再生可能エネルギーの普及に取り組む方々の実践から、新しいエネルギーや、ライフスタイル、地域のあり方を考えるヒントを映画
から探ってみませんか?この度の上映会は特別編として、映画本編に加え、気候ネットワーク代表の浅岡から、再生可能エネルギー社会の必要性、
脱炭素社会をどのように実現していくかについてメッセージもお届けいたします。オンライン上映会ですので、ご自宅にて視聴いただけます。
1. 詳細ページ:https://www.kikonet.org/cinema/Wende/2022
2. 上映日時:8月6日(土)8:00~8月7日(日)23:55
3. 形式:オンライン(期間中のご都合のよいお時間に視聴いただけます)
4. 参加費:気候ネットワーク会員:無料/ 一般:1,000円
5. 申し込み方法:https://kikowende2022.peatix.com/
6. 事前のご連絡事項:オンライン上映期間中のお好きな時間にご覧いただけます。
7. 映画 Wende(ヴェンデ)のチラシ:https://www.kikonet.org/temp/celc/wende.pdf
◆編集後記:
ESD-Jのメルマガの配信を始めて1年が経ちました。掲載されている情報は、いずれも転送歓迎ですので、
拡散していただいて構いません。本メルマガへの掲載依頼等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
今後とも、有益な情報発信を目指して尽力して参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
◆ESD-Jで配信したメルマガのバックナンバー◆ https://www.esd-j.org/others/6909
◆ESDイベントカレンダーのリンク◆ https://www.esd-j.org/activity/eventcal
本メールマガジンは、ESD-J会員にお送りしています。
お心当たりのない方、配信停止を希望される方は下記までご連絡ください。