[ESD-Jメルマガ]  Vol.045 (2022年6月第3週号)

[ESDJメルマガ]  Vol.045 (2022年6月第3週号)
発行元:持続可能な開発のための教育推進会議(ESDJ
発行日:原則毎週(木) / 配信先 190件
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ESDJ会員の皆様
いつもお世話になっております。さて、今週のメルマガ配信です。
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<目次>
【1】     再掲:ESDJ車座トーク「グレタさんを生んだスウェーデンの主権者教育・市民・教育からみた日本の課題」(6/19)
【2】     助成金・アワードのお知らせ
【3】     イベント・研修のお知らせ
【編集後記】(事務局より)
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【1】ESDJ車座トーク「グレタさんを生んだスウェーデンの主権者教育・市民・教育からみた日本の課題」
持続可能な社会づくりやSDGsの推進のためには市民一人一人が当事者意識をもちながら社会に
参画することが必須です。しかし、主権者教育や市民教育が制度化されていない日本では、社会参画は遅れており、各種選挙の投票率も低いのが現状です。このような日本の状況を変えるヒントがグレタ・トゥンベリさんを生み出したスウェーデンの主権者教育の仕組みなどにあります。スウェーデンの事例に詳しい日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 講師・両角達平さんを講師に迎え、日本における主権者教育・市民教育の課題、今後の方向性について考えます。
1.      日時:6月19日(日)15:00-17:00(Zoom開催)
2.      参加費:無料
3.      お申し込み: https://forms.gle/jyFquWnt918wGWhH8
4.      詳細:https://www.esdj.org/news/10940

【2】助成金・アワードのお知らせ
<助成金>
(1)公財)りそなアジア・オセアニア財団 環境プロジェクト助成
アジア・オセアニア諸国における水や緑をテーマとした自然環境の保護及び整備等のプロジェクト並びにこれらの活動を行う者に対する支援。
1.      対象事業
アジア・オセアニア地域において、現地活動者と協働して現地の環境問題解決へ取組む草の根
的な実践活動。実践活動とは、自然再生活動、自然環境保全活動、自然との共生活動、それらに付随する教育活動などを指し、自立的かつ持続的な活動への展開が見込めるもの。
2.      助成金額:助成期間1年につき100万円迄 (万円単位)
3.      応募期間 :2022年5月16日~2022年8月31日
4.      詳細:https://www.resona-ao.or.jp/project/environment/index.html

(2)KDDI 財団「社会的・文化的諸活動助成」-2023 年度
ICT を活用して社会に貢献する事業や情報通信技術を活用して社会に貢献する事業、各国の
人々とのコミュニケーション、相互理解を促進するような社会的・文化的な諸活動を対象とした助成制度。
◆情報化社会の動向に即し、ICT を通じて社会、教育、環境等の課題解決に貢献する各種の
非営利団体 (NPO)・非政府組織 (NGO) の活動、「草の根」活動
◆ICT を通じての地域社会の国際化の促進、ならびに開発途上国における教育、文化、生活
支援等に関する活動
◆ICT の普及・発展あるいは国際間の相互理解促進に寄与する活動や事業 (たとえば、イベント、講演会、ボランティア活動))
1.      詳細:https://www.kddi-foundation.or.jp/static/grant/application_requirements_2023.pdf
2.      応募・申請期間2022 年 7 月 19 日 (火) ~ 2022 年 7 月 29 日 (金)

(3)お金をまわそう基金助成事業
お金をまわそう基金の事業は、NPO法人などが実施する公益事業の活動資金への助成です。
助成といっても、あらかじめ決まった財源から助成をするのではなく、助成対象としての選考後に、支援者へ寄付を募り、寄付されたものすべてを助成金として助成先団体へお渡ししております。
1.      募集時期:2022年1月17日~2022年2月28日
2.      対象:子ども分野、スポーツ分野、文化・伝統技術分野、地域経済・地域社会分野
3.      詳細:https://okane-kikin.org/woknp/wp-content/uploads/2022/05/f5ff81adc1026f47fc3cd7433a4638a7.pdf
4.      応募・申請期間:2022 年 6 月 30 日 (木)

<アワード>
(1)イオン生物多様性みどり賞(国内賞)
◆ 生物多様性の保全:里山の保全、森林、河川、沿岸域等の生態系の保全、野生生物の保護
や生息・生育地の保全、保護地域等の自然再生・維持管理、ならびに、それらの地域の有機的なつながりの確保に寄与する取り組みおよびそれらに関する研究開発
◆生物多様性の持続可能な利活用:生物多様性により供給される食料・生物資材やサービス・景観等、自然の恵み(生態系サービス)の持続可能な利活用に寄与する取り組みおよびそれらに関する研究開発
◆生物多様性の普及・啓発・共有:生物多様性の保全と持続可能な利活用に関する価値共有、
普及啓発等の推進に寄与する取り組みおよびそれらに関する研究開
1.      お申込み期限: 2022年7月15日(金) 必着
2.      詳細:https://www.aeon.info/ef/prize/award/about.html

(2)みどりの絵コンクール
本コンクールは自然に親しみ、自然の美しさ・大切さを知ってもらうことを趣旨として開催しています。毎年2万点以上の応募をいただいており、これまでの累計で146万点の作品の応募をいただきました。直近の第46回「みどりの絵コンクール」では、日本全国の幼児、小学生の皆さんから2万8628点の作品が寄せられ、2つの部門合わせて最優秀賞9点、優秀賞32点、入選354点が選ばれました。現在、本コンクールでは今年度の応募作品を募集しています。
1.      締 切:2022年9月13日(火)当日消印有効
2.      詳細:https://www.muef.or.jp/muef/kankyo-kyoiku-jigyo/midoriinoe-contest/kiji-midori-annnai

(3)「2050年、社会はこうなってほしい。炭素ゼロ社会をつくる」のアイデアを募集
小学生・中学生のみなさんにお願いです。みなさんが社会の中心となる2050年。世界はどうなっていたらいいと思いますか。どんなことで地球温暖化をやわらげ、炭素をかぎりなく排出はいしゅつしない社会ができるでしょう。今まで言われてこと、取り組んできたこと以上に、もっといいアイデアを聞かせてください。応募してもらったアイデアの中から選ばれた皆さんをご招待、8月27日開催の大会で発表と対話の会を行います。環境教育を研究・実践する学会会員に、みなさんの声を聞かせてください。
1.      応募締め切り:2022年7月25日必着
2.      詳細:https://miraye.jp/jsfee/

【3】イベント・研修のお知らせ
<イベント・研修>
(1)「アジアの民主主義と市民社会スペースを守る」ウェビナー(第1回)
JANICでは、アジアの主要なCSOパートナーからゲストスピーカーを招き、ウェビナー「アジアの民主主義と市民社会スペースを守る」(*)をシリーズで開催します。各セッションでは、SDGsの目標16を拡大させた概念である「SDG16+」に焦点を当てながら、COVID-19パンデミックの中で、どのように市民社会スペースを守るかについて、各スピーカーによる鋭い洞察を共有する予定です。ぜひご視聴ください。
1.      日時:2022年6月30日(木)日本時間16:00-17:00(バンコク時間14:00-16:00)
2.      言語:英語(日本語との同時通訳あり)
3.      参加申し込み:https://bit.ly/DDCSA_webinar01
申し込み締切:2022年6月29日(水)当日視聴できない方にも、後日、録画リンクをお送りしますので、ぜひご登録ください。
4.      詳細:https://thinklobby.org/news_events/0630ddcsa_jp

(2)【ネパール人留学生と多文化共生を考える】ネパール人留学生から見た日本・ネパールの文化の違いとは?
現在日本の大学で勉強しているネパール人留学生に、日本とネパールの生活・文化の違い、日本の生活で学んだこと、困ったこと、ネパールへ帰国後どのように活躍したいかなどについて、写真をお見せしながらざっくばらんにお話いただきます!
1.      日時:2022年6月22日(水)19時から20時 Zoomによるオンライン開催
2.      詳細: https://r11.smp.ne.jp/u/No/454672/B2GiH349JN8H_28284/454672_220614007.html

(3)〈Future Dialogue 第5回〉じっくり知りたい、ネオニコ系農薬問題の重要論点と日本の農薬規制のあり方
もっともよく用いられるネオニコチノイド系農薬は、近年ヒトを含む生物への影響が明らかになりつつあります。
消費者も「安全」「危険」という結論だけに振り回されないよう、その根拠や論点を理解することが大切ですが、専門的な内容を消化するのは容易ではありません。そこで、ネオニコチノイド系農薬がヒトを含む生き物や環境にどのような影響をもたらすのかという知見について、それらがどんな研究によって導かれたのか、研究者から改めてじっくりお話を聞く場を設けます。さらに、日本における安全基準の決定方法や情報公開などの問題点を踏まえ、農薬規制のあるべき姿について研究者とともに議論を深めます。
1.      日時: 2022年7月3日(日)14:00~16:00 zoomによるオンライン方式
2.      申込方法: https://www.actbeyondtrust.org/abt10th-form05/
3.      申込締切:6月30日(木)17:00

(4)【応募受付開始】2022年度アジア太平洋青少年相互理解推進プログラムBRIDGE Across Asia 国際協働学習事業
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センターは、「自分と向き合う、他者を知る、世界に出会う」をコンセプトに日本とアジア太平洋の4か国(モンゴル・韓国・タイ・インド)の高校生が参加する国際協働学習プログラムを実施します。対話型ワークショップやModelUNESCO(国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の国際会議を模擬した教育プログラム)などの多様な手法を用いて、国・地域の垣根を越えた学び合いと交流を進めていきます。
1.      締め切り:6月26日23:59締切
2.      詳細:https://www.accu.or.jp/news/20220613/

(5)奈良教育大学 ESD・SDGsセンター キックオフイベント
SDGsの目標達成年まで残り8年。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)報告2021」によると、新型コロナウイルス感染症により、取り組みの停滞や状況悪化が見られます。また、ロシアのウクライナ侵攻により世界の平和や安全保障は大きく揺らいでいます。このような状況の下、奈良国立大学機構・奈良教育大学では、SDGsの達成に資するESDのさらなる推進に貢献するナショナルセンターをめざし、「奈良教育大学ESD・SDGsセンター」を設立しました。このたび、本センター設立を記念し、国際連合事務総長特別補佐(元国連大使)の高須幸雄氏を講師にお迎えして、ESD・SDGsに関する知見を深め、実践意欲を高め、そして、持続可能な社会の創造に向けた行動を促すことを目的に、キックオフイベントを開催します。
1.      主催:奈良教育大学 ESD・SDGsセンター
2.      開催日:2022(令和4)年6月26日(日)13:00~16:30
3.      会場:奈良教育大学講堂/オンライン(ハイブリッド開催)
4.      詳細:https://www.nara-edu.ac.jp/ESDC/esd_sdgs/esd_sdg.html

(6)五井平和財団主催:講演会シリーズ:21世紀の価値観
科学・教育・芸術・経済・外交など、様々な分野で深い洞察力を発揮し、人類の正しい方向性を見据えながら、
活動・研究している講師を招き、私たち一人一人が地球生命共同体の一員として、21世紀に真に調和した世界を築いていくために必要な価値観や意識、生き方について共に考えていく講座です。
1.      日時:2022年6月19日(日) 14:00~15:30 オンライン開催
2.      講師:西郷孝彦(さいごうたかひこ)東京都世田谷区立桜丘中学校 前校長
3.      詳細:https://www.goipeace.or.jp/work/lecture/

(7)「平和に関する世界の若者の意識調査」を実施 ~149ヵ国の若者が回答~
公益財団法人 五井平和財団では、世界規模で、20年以上にわたって毎年実施してきた国際ユース作文コンテストの参加者の多様性に着目し、世界の若者たちの平和についての現状認識や問題意識、平和に貢献するために取り組みたいことなどをアンケート形式で聞き取り、そのデータから今の若者たちの意識の傾向を探りました。2020年度実施した予備調査に引き続き、今回、2021年度の作文コンテストの全参加者(5~25歳)に本調査への任意の協力を呼びかけたところ、その4分の1にあたる149ヵ国6,538人(内、日本からは239人)より回答が得られました。
◆詳細:https://www.goipeace.or.jp/news/20220318/

(8)DEAR主催:地域で広げ・つなげる開発教育 実践者に聞くリレートーク[第2回]
続ける秘訣・広げるコツを「あの人」に聞いてみよう!6名の実践者の方から「地域でどのように開発教育を展開してきたのか」を中心に、リレートーク形式でその歩みをじっくりお聞きします。
1.      第2回 日時2022年7月9日(土)13:30~15:30
2.      話し手: 玉城直美さん(沖縄 NGO センター):沖縄NGOセンターをアルバイトスタッフで関わり、気が付くと理事長になっていました。沖縄の開発問題をどうしたら教室や生活の中で考えられるのか日々活動中。 沖縄、沖縄移民、SDGs、主権者教育、ジェンダー 、等々興味関心は尽きない。
3.      詳細:http://www.dear.or.jp/event/9637/

(9)「日本企業およびそのサプライヤーに期待される人権デュー・ディリジェンスの現状と今後の展開~
日本とUNDPの新たなパートナーシップ」イベントでは、日本政府の資金提供による、17か国でのビジネス関連の人権基準の改善を図る新たなプロジェクトが紹介されると共に、経済産業省、経団連、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、市民社会組織らにより、日本やその他の国における人権デュー・ディリジェンスの政策や規範的枠組み及び、企業の取り組みなどが紹介及び議論されます。
1.      日時:6月17日(金)15:00-17:00、UNDPと外務省の共催にて、ハイブリッド開催
2.      イベント詳細(要申込):https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/events/2022/human-rights-due-diligence-expectations.html

(10)“ジェンダーについて4つのテーマから考えよう”
私たちは、10代・20代のガールスカウトの会員です。18歳~25歳の女性が、どのような機会にジェンダー
の固定観念を植え付けられているのか、また、どのような場面で生きづらさを感じているのかを明確にしたいと考え、3月~4月にオンライン調査を実施しました。回答は、「491」集まりました!18歳~25歳の女性を対象に実施したオンライン調査の結果と4人の活動家からお話を聞き、ユース年代でジェンダーに関する4つのテーマについて意見交換*をおこないます。
1.      対象:18歳~25歳(一般・会員)
2.      詳細:https://youth0625.peatix.com/
3.      日時:2022/06/25 (土) 9:30 – 16:05

(11)「市民のための環境公開講座」2022年度受講者募集のご案内
「市民のための環境公開講座」は、(公財)SOMPO環境財団、損害保険ジャパン(株)、
(公社)日本環境教育フォーラム(JEEF)の3者が協働で開催する、1993年に開講した歴
史ある環境講座です。2022年は無料のオンライン講座として全9回開催します。
1.      開催日:7月6日(水)~11月16日(水)
2.      団 体:SOMPO環境財団
3.      詳細・お申し込み:https://www.sompo-ef.org/kouza/kouza2022/

(12)皆さんの疑問にお答えします!サポーター限定「JVCオンライン・サロン」
オンラインで皆さまとスタッフが気軽にお話しするオンライン・サロンを開くことにいたしました!
今回はJVCから活動の報告をしたり、皆さまからのご質問にスタッフがお答えいたします。
どなたでもご参加いただけます。オンライン開催(zoom)、事前登録不要、ラジオのように
聞くだけの参加もOKです!ぜひ、お気軽にご参加ください。
1.      日時:6月23日(木)20:00~
2.      詳細:https://www.ngo-jvc.net/jp/event/event2022/06/20220414-onlineevent.html

◆編集後記:
6月は理事会・総会ラッシュのシーズンで、皆様お忙しい日々をお過ごしのことと思います。
ESDJも6月19日(日)の総会に向けて準備を進めております。会員種別に限らずご参加いただけますので、ご参加希望の方はご連絡をお願いいたします。車座トークへのお申し込みは80名を超えました。こちらも、オンライン開催ですので、お気軽にご参加ください!
お会いできることを楽しみにしております。

ESDJで配信したメルマガのバックナンバー◆ https://www.esdj.org/others/6909
ESDイベントカレンダーのリンク◆ https://www.esdj.org/activity/eventcal

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