【報告】羅臼町ESD研修会開催(7月27日)

2021年7月27日に、羅臼町ESD研修会が開催されました。この研修会は、主体的に学び持続可能な羅臼を力強く切り開いていく子どもたちの育成に向けて、「知床学」を中心としたふるさと学習をさらに充実させるため、ESD・SDGsについての理解を深めることを狙いとして、市内の幼稚園、小学校、中学校、高校の教員65名の参加を得て実施しました。

■概要

主催 羅臼町、羅臼町教育委員会、特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議、立教大学ESD研究所、独立行政法人国立青少年教育振興機構国立日高青少年自然の家、「体験の里」日高から体験の風をおこそう運動実行委員会
日時 令和3年7月27日(火) 9:45~15:15
対象 羅臼町内教育関係者(幼小中高教員等:65名)
会場 羅臼町立知床未来中学校 多目的ホール
■プログラム
9:45~10:00 開会式・ガイダンス
10:00~10:50 講義① 「ESD・SDGs入門 ~ 学習指導要領とESD・SDGs」
講 師:小金澤 孝昭(ESD-J理事、宮城教育大学名誉教授)
コーディネーター:鈴木 克徳(ESD-J理事)
11:10~12:00 講義② 「地域の持続可能性に向き合う学校ESD ~ 長野県飯田市遠山郷の事例を中心に~」
講 師:小玉 敏也(ESD-J理事、麻布大学生命・環境科学部教授(大学院環境保健学研究科教授兼務)、立教大学ESD研究所客員研究員)
コーディネーター:鈴木 克徳(ESD-J理事)
13:00~15:00 ワークショップ「今後の知床学の展開に向けて」
コメンテーター:金澤 裕司(元羅臼町教育委員会環境教育主幹)
ファシリテーター:中田 和彦(ESD-J理事、国立日高青少年自然の家所長)
15:00~15:15 情報提供(国立日高青少年自然の家)・閉会
■参加者アンケート

参加者の属性と年代はグラフの通りである。(N=65)

講義等の評価については「良かった」が最も多く、参加者の半数程度であった。「大変良かった」は、全体の10%~23%程度ある一方で、「あまり良くなかった」が17%~25%、ワークショップについては「大変不満」が2%と、厳しい評価を頂いた。

■コメントや疑問点等 (一部抜粋)

  • 今の子どもたちに学力向上のほかにもう一つあげるとしたら何が必要なのだろうか
  • 来年も新人研修としてやってほしい
  • 教育移住を含めた学校の取組が多く紹介され、ためになった。保護者や家庭の負担が気になった。
  • さらに ESD、SDGsを勉強しようと思った
  • 羅臼で生活すること全てが ESDと感じた
  • もっと色々な実践事例を知りたい
  • 現状の生徒学力でどの程度深められるか、そのアプローチ方法はどうすべきか
  • ESDの取組に関するゴール設定やノウハウの蓄積が難しい
  • 高校の存続ためではなく、まちづくりとして知床学を大切にしたい
  • ESDとふるさと教育の関連や区別をもっと理解したい
  • 保護者も巻き込んでいけるとよい
  • 研修全体をふりかえり、意見交換や考えを深める時間があると良い
  • 様々な校種の先生と話せて良かった
  • 今の教育に欠けている部分がESDとして取り上げられていて、結局は仕事が増えるのではと感じた
  • 知床学の展開を話し合うことができず残念
  • 今後の具体的な方向性が見えなかった