9/30(土)-10/1(日)の2日間、新宿御苑で開催された
『GTF グリーンチャレンジデー2017 in 新宿御苑』は晴天に恵まれ、
多くの来場者の方が環境省環境教育推進室のブースを訪れて下さいました。
企画・運営を行ったESD-Jは、SDGsを楽しく知ることができる「SDGsの森」という参加・体験型企画を行いました。
SDGsの17のゴールを紹介して、来場者の皆さんに身の回りの出来事や行動が
どのゴールと繋がっているか、どんなことをやってみたいか、表明できるような仕掛けをつくりました。
SDGsのシールを世界の人々や動物が描かれた大きな森のイラストに貼る体験は小さなお子さんたちも喜んで参加してくれました。
具体的な行動や目標も、皆さんじっくり考えてたくさん書いて下さいました。
SDGsの木には、下のイラストが見えないぐらいにたくさんのシールとメッセージが貼られ、
スタッフ一同感動、感動でした。
17のゴールの中には難しいものもあり、参加者からの質問も多かったのですが、協力頂いたガールスカウトのユースメンバーたちが
自分の言葉で分かりやすく説明をしてくれたことで参加者の方の理解も深まったようです。
目標2「飢餓をゼロに」に対して、小さな子が「きゅうしょくをのこさない」とメッセージを書いてくれたり、
年配の方が「お米には神様がいるから残してはいかんと言われたものだ」とお話しをして下さったり
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に対して、家庭内での課題を「家族と協力して解決しています」と
教えて頂いたり、私たちも新たな気付きがたくさんあり、多様な視点から学び合いができました。
テント内ではESDの優良事例紹介やワークショップを、
ガールスカウト日本連盟、ガールスカウト千葉県第10団、こどもエコクラブ、浦安三番瀬を大切にする会の皆さんと協力して行いました。
ガールスカウト日本連盟からは生ごみサイロを紹介した「ESDとキャンプ」、ガールスカウト千葉県第10団からは、2011年の大震災の直後に広島で行った平和学習からの展開で、ESDの学びである「パワーオブザ10」の展示・紹介をしていただきました。
一般の方に活動を紹介することで、出展者は振り返りのよい機会になったようです。
また、昨年に引き続き今年もESDマスコットキャラクター『はぐクン』が大活躍してくれました!
小さな子供から年配の方まで大人気のはぐクンは、他のゆるキャラたちともすっかり仲良くなり、ブース周辺はとても賑やかでした。
来場者の方には、ESDとSDGsについて具体的な活動紹介や参加型企画によって身近な暮らしを例に、持続可能な社会へ向けて自分も当事者なんだという意識を感じてもらえたのではないかと思います。
ESD-Jでは、今後も様々なイベントを企画していく予定です。お楽しみに!