北九州ESD協議会設立10周年記念の集い

ESD-Jの団体会員の北九州ESD協議会からの活動報告です。

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市民の熱い想いに呼応して2006年に誕生した「北九州ESD協議会」は、産学官民のゆるやかなネットワークとして活動を展開し10年目を迎え、10月1~2日、10周年記念の集いを行いました。

1日目は、式典と記念講演。講師はESD-J代表の阿部治先生、テーマ「持続可能な社会にむけて ~今、ESDが求められる理由~」でした。懇親会では、「10年のあゆみ」、スライドショー、布絵シアターを行いました。布絵シアター「北九州ESD種ものがたり」は、会員の作、演出で、出演者も当日参加者。公害を克服した北九州市の公害克服の種や女性運動の種を「ESDの種」「学びの種」として大切に育み、地域や地球を持続可能にしていこう!と呼びかけたものでした。最後は「青い地球は誰のもの」を全員で合唱しました。

2日目は、活動報告交流会。各団体のプログラムを持ち寄り、交流を広げました。活動紹介、パネルデスカッション、映画上映、フェアトレードカフェ、展示等、世代を超えた交流の場となり、コーヒー、クッキーで盛り上がりました。北九州ESD協議会は、新アクションプラン(2015~2019)を基に、持続可能な社会づくりにむけて“つながる・ひろげる”をモットーに今後も歩みを続けます。「継続は力なり」です。

(ESD-J理事 三隅佳子)