[ESD-Jメルマガ]  Vol.075 (2023年2月第1週号)

[ESD-Jメルマガ]  Vol.075 (2023年2月第1週号)
発行元:持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
発行日:原則毎週(木) / 配信先 190件
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ESD-J会員の皆様
いつもお世話になっております。さて、今週のメルマガ配信です。
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<目次>
【1】 【参加者募集】第5回ESD-Jオンラインセミナー「私たちの暮らしと生物多様性~
生物多様性の最新の動向を読み解く」(2/7)
【2】 「次期生物多様性国家戦略(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)
【3】 助成金・アワードのお知らせ
【4】 イベント・研修のお知らせ
【編集後記】事務局より
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【1】【参加者募集】第5回ESD-Jオンラインセミナー「私たちの暮らしと生物多様性~生物多様性の最新の動向を読み解く」
生物多様性の損失は、世界的に大変大きな課題になっており、気候変動などと並び重要なグローバル・アジェンダになっています。昨年の12月にはカナダのモントリオールで生物多様性条約第15回締約国会議等が開かれ、2030年に向けた新たな世界枠組である「昆明モントリオール世界枠組」が採択されました。国内でも、これを受けて次期生物多様性国家戦略を年度内にも策定すべく作業が進められています。今回のセミナーは、そのような観点から環境省の担当官をお招きし、昆明モントリオール世界枠組で決まったこと、それを受けて次期生物多様性国家戦略に盛り込もうとしている方策等について、できるだけわかりやすく説明していただくものです。
1. 日時:2023年2月7日(火)16:30~18:30
2. 方式:Zoomによるオンライン方式
3. ゲスト:環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性戦略推進室 山本 麻衣室長
4. 環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性戦略推進室 奥田 青州室長補佐
5. 申し込みフォーム:https://forms.gle/uK1BDuYog5mFNwE7A

【2】「次期生物多様性国家戦略(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)
このたび、2022 年 12 月に開催された生物多様性条約第 15 回締約国会議(COP15)において採択された、2030 年に向けた生物多様性に係る新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」も踏まえ、「次期生物多様性国家戦略(案)」を作成しました。これは 2030 年までに自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる「2030年ネイチャーポジティブ」の達成に向けた我が国のロードマップとなるものです。つきましては、広く国民の皆様からの御意見をお聴きするため、以下の要領で意見の募集(パブリックコメント)を行います。意見募集期間:令和5年1月30日(月)~2月28日(火)
詳細リンク:
https://www.env.go.jp/content/000107435.pdf
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195220059&Mode=0

【3】助成金・アワードのお知らせ
<助成金>
(1)木口福祉財団「地域福祉振興助成」-2023 年度
この助成は、障がい者等を支援する福祉活動やボランティア活動に対する助成を通じてやさしく住みやすい地域社会の創造に資する事
を目的とします。
1. 応募・申請期間:2023 年 2 月 1 日 (水) ~ 2023 年 3 月 14 日 (火)
2. 詳細:https://kiguchi.or.jp/kiguchi-wp/wp-content/uploads/2022/12/2023_bosyuyoko.pdf

(2)国際協力機構 (JICA)「世界の人びとのための JICA 基金活用事業」-2023 年度
本事業は、日本国内の団体が実施する「開発途上国・地域の人びとの貧困削減や生活改善・向上に貢献する活動」及び「日本国内の多文化共生社会の構築推進、外国人材受入れ支援に関する活動」を支援するものです。加えて本事業は、活動の経験が浅い団体を支援することを目的としており、JICA の配置した伴走支援者がコンサルテーションを行う「伴走支援制度」も用意しています。
1. 対象:開発途上国・地域の人びとの貧困削減や生活改善・向上に貢献する事業、日本国内の多文化共生社会の構築推進、外国人材受入れ支援に関する事業
2. 応募・申請期間:2023 年 3 月 15 日 (水)
3. 詳細:https://www.jica.go.jp/partner/private/kifu/ku57pq00001x3o7o-att/require_2023_01.pdf
(3)大塚商会「大塚商会ハートフル基金災害被災地・防災事業への支援」-2023 年度
助成の対象となるもの:災害被災地の環境整備、被災によって生じた問題の解決を目指す事業、地域を巻き込んだ防災事業
1. 応募・申請期間:2023 年 2 月 28 日 (木)
2. 詳細:https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/csr/news/2023/230120.html

(4)国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」- 2023 年度
国土緑化推進機構では、幅広い民間の非営利団体等の主体的・多様な参加による「国民参加の森林づくり」運動の推進を図るため、以下により「緑と水の森林ファンド」事業の公募を実施しますのでご案内します。
1. 応募・申請期間:2023 年 3 月 15 日 (水)
2. 詳細:https://www.green.or.jp/news/fund2023-recruitment/

【4】イベント・研修のお知らせ
<イベント・研修>
(1)映像完成記念上映会「新型コロナが映すいのちの格差―公正な医療アクセスを求める世界の市民社会」
2019年末から世界に広がった新型コロナウィルス感染は先進国・途上国を問わず広がりましたが、その対応としての検査・ワクチン・医薬品・医療アクセスは平等に行き渡りませんでした。コロナ禍で改めて明らかになった、世界での医療アクセスの格差。すべての人に公正で公平な”いのちの権利“を確保するために、私たちは何をすべきでしょうか?今回「新型コロナが映すいのちの格差―公正な医療アクセスを求める世界の市民社会」の完成記念上映発表会を行います。
1. 日時:2月7日(火) 午後6時30分~8時30分
2. 形式:ハイブリッド(会場:連合会館201会議室 https://rengokaikan.jp/access/index.html
3. 費用:会場参加者は無料。オンライン参加者は500円
4. 申込:会場参加(無料) https://forms.gle/99LSPwFL3nQaNeWn9
オンライン参加(500円)https://fairaccess20230207.peatix.com

(2) NGOと企業の連携推進シンポジウム「企業とNGOをつなぐステークホルダー
資本主義を目指して」
1. 日時:2023年2月27日(月)16:00-17:30 開催方法 Zoom
2. 申込締切: 2023年2月23日(木)
3. 対象:企業、NPO/NGO関係者参加費無料申込https://forms.gle/HgFymcpmn3J62dej8
4. 主催: NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)後援グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)
5. 詳細:https://www.janic.org/blog/2023/01/30/1158/

(3)【オンラインセミナー】地球温暖化で冬はどう変わる?~専門家に聞く雪のこれから~
地球温暖化によって冬の平均気温上昇や積雪の減少が進み、生態系や農業、観光、ウィンタースポーツなどへの影響が懸念されています。一方で、この冬は12月に北日本と東日本の山沿いを中心に日本各地で平年を大きく上回る積雪が観測され、米国も記録的な大寒波に見舞われています。
地球温暖化によって、冬の気候はどう変化しているのでしょうか。ご著書に『地球温暖化で雪は減るのか増えるのか問題』がある気象庁気象研究所の川瀬宏明さんを講師として招き、地球温暖化と異常気象の関係についてお話を伺います。
1. 日時:2023年2月7日(火)17:00~18:00 Zoomウェビナー
2. 申込:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_aA0ZrCetT_-QkoKi1Z_BhQ
3. 詳細:https://www.kikonet.org/event/2023-2-7

(4)学習会:現場から学ぶ国際協力~はじめの一歩から行動に移すまで~第5
回「今からはじめる国際協力 ~自ら踏み出す第一歩~」
(主催:特定非営利活動法人アジア・コミュニティ・センター21)
1. 日時:2023年2月22日(水)19:00~21:00(18:50開場)
2. 場所:オンライン開催(Zoom)(※終了後の録画配信はありません)
3. 参加費:学生・JPN会員 500円、 一般(大学院生、社会人) 800円
4. 対象:国際協力、貧困やストリートチルドレン等の社会問題に関心がある方。フィリピンが好き・関心がある方。※大学生・大学院生、
U30の社会人を特に歓迎します。
5. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkOs0EAF

(5)ケニア母子保健事業オンライン座談会
ケニア共和国キスム郡は、妊娠中もしくは出産後になくなってしまう女性や、5歳未満でなくなってしまう子供の割合(母子死亡率)が世界的に高い地域です。医療インフラの問題や経済的な問題など原因は複数ありますが、その一つに妊娠や出産、育児、病気、保健衛生などに関する誤った知識や迷信が住民の間に広まっていることが挙げられます。私たちは、現在、こうした状態を是正し、正しい母子保健知識を普及させるための母子保健講習会という活動を現地の住民ボランティアと一緒に行っています。今回は、是非こうした活動を皆様に知って頂きたいと思い、オンラインでの座談会を開かせて頂くことになりました。
1. 日時:2023年2月19日 18:00-19:00
2. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkNn9EAF

(6)内閣府青年国際交流事業 令和4年度「東南アジア青年の船」青年会議の事業報告会
「東南アジア青年の船」青年会議とは、オンライン形式でASEAN10か国及び日本の青年を対象とした交流活動等を行う事業です。本事業は、青年相互の友好と理解の促進、国際化の進展する社会で指導性を発揮することができるリーダーを育成することを目的としています。
本報告会では令和4年度「東南アジア青年の船」青年会議の参加青年が中心となり、オンラインで実施した事業の紹介や活動報告を行います。
また内閣府より令和5年度「東南アジア青年の船」事業の紹介及び応募方法に関する説明も合わせて行われます。
1. 日時:2023年2月5日 14:00-17:00
2. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkNLzEAN

(7)国際協力出前講座 第6回授業力アップセミナー 出前講座のアイディアやヒントを得よう!
JICA国際協力出前講座の講師の皆さまを対象にした参加型のセミナーです。今回は、「出前講座のアイディアやヒントを得よう」をテーマに、講師経験が5回未満の方を対象としたセミナーを開催いたします。他の講師の方の出前講座をみてみたいというお声も多いため、今回はJICA長野デスクの木島史暁さんが実際の講座をデモンストレーションにてご紹介します。
1. 日時:2023年2月15日(水)19:00‐20:00 オンライン(Zoom)開催
2. 対象:出前講座の講師経験が5回未満の方
3. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkNtmEAF

(8)JICA教員研修・理数科高校生×ガーナ・地方創生×SDGsの3校連携事業等、国際理解教育推進のきっかけに!
群馬県では「多文化共生・共創条例」を掲げており、私たちは外国に繋がる方々との共生が日常的になっております。今後未来を担っていく子どもたちが、異文化理解や国際理解教育を積極的に学習できるよう群馬デスクでは県内多数の教育現場でお手伝いをしております。今回登壇していただく先生方は研修での学びや授業実践の報告、また過年度に教員研修に参加した先生方が勤務校での国際理解教育を実践されている様子を報告していただきます。
(第一部) 「教員のためのSDGs研修」報告会
(第二部)理数科高校生が挑戦!ガーナの小学生に理科の教材を提案!!
(第三部)3校連携プロジェクト!地方創生×SDGsの実践報告
1. 日時:2023年2月18日(土) 14:00~16:30
2. 場所:Gメッセ群馬・中会議室201 ※オンライン(Zoom)で登壇の様子は配信予定です。
3. 対象:現職教員(JICA海外協力隊経験者及び過年度のJICA教員研修参加者含む)、教育行政関係者、教員を目指す大学生
4. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkNNCEA3

(9)国際交流リーダー養成セミナー “今こそAct Locally” 2023年はSDGs目標達成期間の中間点 ~7年間を振り返り気づくこと、これからに向けた取組み:課題解決は地域にあり~
SDGsの目標達成は世界全体の課題ですが、目標達成のためにはそれぞれの地域やコミュニティで取り組み、解決していくプロセスや結果の積み重ねが必要です。また、地域の優良事例が国内外に広がることで他地域の活動を誘発する波及も求められています。このセミナーでは、日本におけるSDGsを活用した取り組み事例を理解し、それぞれの地域やコミュニティで実践していくためのヒントを学びます。
1. 日時:2023年3月4日(土)10:00~12:00
2. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkNMiEAN

(10)令和4年度 内閣府 国際社会青年育成事業 「オンライン事業報告会」(主催:内閣府)
1. 日時:2023年2月11日(土)14:00~17:00 オンライン(Zoom配信)
2. 主な対象者(例)
・ 内閣府青年国際交流事業(今年度及び次年度以降を含む)に関心のある方・応募を考えている方(※令和5年度の事業内容は現在調整中)
・ 事業参加青年の御家族、御友人、御同僚、御上司
・ 教育機関や企業等でグローバル人材育成に携わっている方、またご興味のある方
3. 詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkMdREAV

(11)NPO法人北海道市民環境ネットワーク設立20周年記念  きたネットONLINEフォーラム 枝廣淳子さん特別講演「気候変動の
顕在化と環 境保全活動のこれから」
NPO 法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」は、環境を軸として、システム思考やマネジメントなどの視点から、問題解決の枠組みを提案してきた枝廣さんをお招きし、講演会を開催します。顕在化した温暖化問題をどう捉え、課題解決のためにどう活動しているのか。グローバルな視点を持つ環境保全のトップランナーがなぜ今、下川や熱海という「地方のフィールド」で新しい活動をはじめたのか。これからの活動の方向性と目指すものについて、お話いただきます。
1. 日時:令和5年2月28日(火)18:30~20:30 オンライン
2. 詳細: https://enavi-hokkaido.net/recommend/recommend-3293/

(12)(参加者募集)C7国際保健キックオフ!国際保健政策対話で来日する市民社会ゲストと日本の市民社会関係者の対話
5月にG7サミットを迎える本年(2023年)、国際保健に関する政策対話などを行うために、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)やパンデミック対策・対応、また、G7の保健プロセス全体に取り組んでいる世界の市民社会リーダー3名が2月6日から11日にかけて来日します。そこで、来日する方と、国際保健に取り組む日本のNGOの皆様との対話や意見交換の機会を持つことにしました。
1. 日時:2月8日(火)午後1時30分~3時30分
2. 場所:TIME SHARING新橋駅日比谷口前
3. 会議形式:対面。対面参加が難しい人のために、第1部プレゼン部分のみ後日配信視聴可能
4. 登録フォーム:https://forms.gle/tyE84W3tGuuxLgK79
5. 使用言語:英語(日本語通訳はつきません)

◆編集後記:
令和5年1月 30 日(月)付けで上述の通り、パブリックコメントの募集が始まりました。ESD-Jでは、環境省担当官をお招きして、生物多様性の
最新の動向を読み解くオンラインセミナーを2月7日(火)16:30~18:30に開催いたします。パブリックコメントの意見提出の参考ともなりますので、是
非ご参加いただけますと幸いです。また、環境省の地方説明会の日程もでましたので、是非ご参加ください。各回オンラインでも参加が可能です。
◆環境省:https://www.env.go.jp/press/press_01124.html

◆ESD-Jで配信したメルマガのバックナンバー◆ https://www.esd-j.org/others/6909
◆ESDイベントカレンダーのリンク◆ https://www.esd-j.org/activity/eventcal

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