[ESD-Jメルマガ]  Vol.072 (2023年1月第2週号)

[ESD-Jメルマガ]  Vol.072 (2023年1月第2週号)
発行元:持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)
発行日:原則毎週(木) / 配信先 190件
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ESD-J会員の皆様
いつもお世話になっております。さて、今週のメルマガ配信です。
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<目次>
【1】 助成金・アワードのお知らせ
【2】 イベント・研修のお知らせ
【3】 その他のお知らせ
【編集後記】事務局より
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【1】助成金・アワードのお知らせ
<助成金>
(1) 東京海上日動キャリアサービス / パブリックリソース財団 「東京海上日動キャリア
サービス働く力応援基金」-2023 年度
同基金では、(1) 障害者を対象とする就労支援事業と (2) 生活困窮者、若者、シングルマザー、引きこもり、児童養護施設出身者、外国にルーツを持つ方など障害以外の理由で就労に困難を抱える方々を対象とする就労支援事業の 2 つの分野で、その活動に対する支援を実施します。
1. 応募・申請期間:2023 年 1 月 31 日 (火) 17 時まで
2. 詳細:https://www.public.or.jp/_files/ugd/95d2a8_af7b71748de14651869230b4c4641631.pdf

(2)小さな団体の寄付募集応援プログラム【コングラント】
対象期間(2023年4月?2023年12月)のファンドレイジングにおいて、目標金額を達成した
本プログラム参加団体に、助成金を支給します。
1. 詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000068908.html
2. 募集時期:2023年1月6日~2023年3月31日

(3)令和5年度WAM助成
政策動向や国民ニーズを踏まえ、民間の創意工夫ある活動や地域に密着したきめ細かな活
動等に対し助成を行い、高齢者・障害者等が自立した生活を送り、また、子どもたちが健やか
に安心して成長できる地域共生社会の実現に向けて必要な支援を行うことを目的とします。
1. 関連URL:https://www.wam.go.jp/hp/r5_wamjyosei/
2. 募集時期:2022年12月23日~2023年1月30日

【2】イベント・研修のお知らせ
<イベント・研修>
(1)C7「開かれた社会」ワーキンググループ 2023年日本開催・国内キックオフイベント
2023年5月開催のG7広島サミットでは、これまでのG7、G20等と同様に、国内外
の市民社会がG7の公式なエンゲージメントグループ(各セクターからG7に政策提言を行うための公式グループ)として「C7」を構成し、G7首脳会議や閣僚会議に市民社会の声が反映されるよう活動するとともに、市民社会による並行国際会議「C7サミット」を2023年4月に開催して、国際的な諸課題に対する市民社会の政策提言を行なっていくこととしていま
す。本イベントを国内市民社会の皆さんにご参加いただくキックオフとして、ぜひ、多くのご関心をもつ市民社会のご参加をお願いしたいと思います。
1. 日時:2023年1月31日(火)14時?(2時間程度)オンライン
(Zoomミーティング)
2. 対象:2023年5月開催のG7広島サミットや、G7の市民社会による
エンゲージメントグループ「C7」を舞台とした政策提言活動に関心があるか、参加を希望する市民社会関係者の皆さん
3. 申し込み:https://forms.gle/hADM85rxJ2sQ3XzZA 
(申込締切:1/31(火)ひる12時)

(2)サステナブル・ブランド国際会議2023 東京・丸の内
サステナブル・ブランド国際会議は、国内外の企業・自治体のサステナビリティに関する最新の取り組みや潮流を学び、各業界の第一線で活躍するイノベーターと交流できるアジア最大のサステナビリティに関するコミュニティイベントです。
1. 日程:2月14日(火)・15日(水)
2. 会場:東京国際フォーラム, 丸ビルホール, JPタワー ホール&カンファレンス +Online
3. お申込み:https://npo-sc.smktg.jp/cc/0y1IubXhm0x1Jc1IYAI
4. 詳細: https://npo-sc.smktg.jp/cc/0y1IubXhl0x1Jc1IYAH
5. NPOサポートセンター特別割引 20%割引コード : SBZMS104

(3)第10回阪大SSI車座の会・企業と教育連絡会(KDKDKネットワーク)キックオフ
9月16日の第8回車座の会をうけ、企業のみなさま、大阪府教育庁、大阪大学とで、企業と教育連絡会(通称KDKDKネットワーク)を設立するため、そのキックオフとして実施いたします。
テーマは企業と教育です。子どもたち、生徒たち、学生たちに、企業の生業と社会的意義を伝えることで企業・社会人もそれを再認識し、レベルアップにつながっていくものですし、もちろんこどもたちも、近い将来社会で企業等で活躍していく方々で、ぜひ大人と子供両方にとって、良い将来につながっていけばと思っております。
1. 日時:1月16日午前10~12時
2. 詳細・申し込み:https://forms.gle/swtywCNrWDpTs13D9

(4)【PARC50周年記念企画】問い続ける者たち―アジアと日本の歴史から描く未来
1973年に設立したアジア太平洋資料センター(PARC)は、来年の2023年で50周年を迎えます。
この講座では、設立50周年に向けた取り組みの一環として、これまで活動の中心を担って来られた諸先輩を講師に、PARCでの経験やその成果・意義、課題や失敗、当時の思いなども含めて、じっくりとお話いただきます。会員、理事、事務局はもちろん、多くの方と時代の流れと変容を共有した上で、国内・国際的な運動の未来に向けた議論をするような時間をイメージしています。
1. 2023年1月13日(金)10:30~12:30
人々による平和づくりと民際協力への道―東ティモール 井上 禮子(パルシック 代表理事)
2. 2023年1月27日(金)10:30~12:30
民際協力運動体を育むスリランカ社会 中村 尚司(パルシック 理事/龍谷大学 研究フェロー)
3. 2023年2月10日(金)10:30~12:30
開発援助の功罪―NGO・市民社会の50年 神田 浩史(フェアトレードタウン垂井推進委員会
会長/NPO法人泉京・垂井 副代表理事)
4. お申込み・詳細:https://www.parcfs.org/store/products/fs2022-17

(5)【Nカゴ】第3回経営チーム勉強会「NFTとNGO~基礎からわかるファンドレイジングの最前線~」【講義形式】
(特活)PLASの門田瑠衣子さんをメインスピーカー、(特活)Alazi Dream Projectの下里夢美さんをサブスピーカーに迎え、NFTの基礎からファンドレイジングとして活用する最前線について学びます。
1. 日時:2023年1月24日(火)12:00?13:30 会場: Zoom
2. 対象:日本の国際協力NGOで活動する40代までの若手・中堅スタッフ(理事・インターン・ボランティア含む)
3. 申し込み・詳細: https://forms.gle/1JxPHKuUeG3pqKod9

(6)RQ・エコセン共催イベント 「“もしも”の時を考える座談会」もしも起きた時のことを考える、支援活動を進めるための座談会~自然学校スタッフの日常業務を活かしてコーディネーターに~
1. 日 時:2023年1月20日(金)19:00~20:30 ZOOMによるオンライン
2. ゲスト:塚原俊也(くりこま自然学校)、神保清司(千葉自然学校)、森高一(エコセン)ほか
3. 詳細・申込:https://ecocen.jp/news-m/9804

(7)第15回つなぐ人フォーラムonline(公財)キープ協会
1. 前夜祭:令和5年1月20日(金)20:00~22:00
2. メイン日:1月21日(土)10:00~18:30
3. 参加費:一般 4,000円、学生2,000円
4. 詳細:https://tsunaguhito.wixsite.com/official

(8)Web「ESD成蹊フォーラム2022」成蹊学園サステナビリティ教育研究センター
1. 日時:令和4年4月1日~令和5年3月31日
2. 成蹊学園におけるESD活動のオンデマンド配信です。https://www.seikei.ac.jp/gakuen/esd/webforum/

(9)2022年度 北陸ESD推進コンソーシアム成果報告会
1. 日時:令和5年2月11日(土・祝)13:30~15:30
2. 実践報告募集締切:令和5年1月27日(金)
3. 参加申込締切:令和5年2月8日(水)
4. 詳細:https://esd.w3.kanazawa-u.ac.jp/2022年度-北陸esd推進コンソーシアム成果報告会開催案/

(10)【SDGs×探究×グローバル】
世界をアクティブに学ぶ教育の新潮流 タイガーモブ株式会社&認定NPO法人very50
第3回となる今回は、「学校と世界をつなぐ」媒介として、学校教育の現場に外部から関わる2つの民間組織を紹介します。タイガーモブ株式会社は、リーダー育成のため海外インターン体験の提供を行ってきた会社で、コロナ以降は学校教育現場と世界をオンラインでつなぐプログラムを中心に、学校向けにさまざまな取り組みを実践してきています。認定NPO法人very50は、社会人向けに海外の社会課題解決に挑戦するプログラムを行っており、今やその対象を高校生にまで広げて、問題解決の実践にこだわった内容のプログラムを提供しています。
1. 日時:2023年1月27日(金曜日)19時から20時30分 Zoomによるオンライン開催
2. 詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/230127_01.html

(11)ベトナム「早すぎる結婚の防止」プロジェクト -少数民族の女の子の現状-
途上国では5人に1人の女の子が18歳未満で結婚していると言われています。ベトナムも例外ではなく、特にモン族やヌン族などの少数民族の女の子たちは大きな影響を受けています。当日は世界における早すぎる結婚の現状についてのご理解を深めていただいたあと、ベトナムにおける早すぎる結婚の現状についてお話しします。最後にベトナムの女の子が置かれている状況に対してプラン・インターナショナルが実施しているプロジェクトを紹介します。
1. 日時:2023年2月3日(金曜日)18時30分から20時 Zoomによるオンライン開催
2. 詳細:https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/230203_01.html

(12)2月2日15:00~ オンライン
「アフリカ×NGO×JICAセミナー これだけは知っておきたい!アフリカでの活動の失敗とコツ」
草の根のニーズは高いながらも、まだまだ提案・実施案件の少ないアフリカでの活動の難しさや失敗、その活動のコツなど、実際に体験された団体の方々に「これだけは知っておきたい!アフリカでの活動の失敗とコツ」にまつわるお話をいただきます。
【スピーカー紹介】
● 特定非営利活動法人 コーヒー生産地と協働する会 http://fromsoiltocup.main.jp/
〇ルワンダ共和国フイエ郡におけるコーヒー安定生産指導ができる農業技官の育成
(ルワンダ/2021年度草の根協力支援型採択)
〇コーヒー生産地における持続的生産にむけた土壌改良及びポテト臭解決のための支援
(ルワンダ/2019年度JICA基金採択)
● 特定非営利活動法人 Global Bridge Network https://globalbridgenetwork.org/
〇生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ/2020年度第2回草の根協力
支援型採択 事業提案書要約 (jica.go.jp))
● 認定特定非営利活動法人 日本ハビタット協会 https://habitat.or.jp/
〇スマイルトイレプロジェクトー持続可能な衛生環境改善による笑顔あふれるまちづくりー(
ケニア/2017年度第2回草の根パートナー型採択)
https://www.jica.go.jp/partner/kusanone/country/ku57pq00001nf6tk-att/ken_14_p.pdf
また、ウガンダ、ザンビア、ルワンダのNGO-JICAジャパンデスク担当者より、各国の草の根ニーズや手続き
についてご説明いたします。
○詳細:https://partner.jica.go.jp/TrainingSeminarDetail?id=a0S2t00000KkHd5EAF

【その他】賛同募集!「『開発協力大綱』見直しにおける開発教育に関する要望書」開発教育協会
昨年12月に「『開発協力大綱』の見直しにおける有識者懇談会報告書」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100432142.pdf)が、林外務大臣に提出されました。しかし、報告書では、1992年の旧「政府開発援助大綱」より明記され続けていた開発教育の文言は消え、国民の理解・支持に関する記述に関しても大きく後退しています。さらに「報告書」からは、日本のODAが「人間の安全保障」を脅かす大きな要因である貧困問題の解決ではなく、経済成長や軍事的手段を通じた「国家の安全保障」を最優先する方向性が見られます。よって、私たちは、新「大綱」が貧困問題や社会課題の解決を最優先の目的とすること、さらに、新「大綱」に引き続き開発教育の理念や目的を明記す
ることを求める要望書を作成しました。全国の団体・グループの賛同をお待ちしております。
<団体賛同のお願い>https://www.dear.or.jp/advocacy/11251/
<要望書>https://www.dear.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/01/dear230111.pdf
<賛同フォーム>〆切1/16 午前9:00 https://www.dear.or.jp/form_de2023/

◆編集後記:
先日のオンラインセミナー「なぜ、NPO・NGOは政策提言を行うのか」にご参加頂きました皆様、どうもありがとうございました。参加者の皆様からは、「業務に追われ政策提言活動を行う余裕がない」、「実施の意義・重要性が組織内で共有されていない」、「自分の団体には関係ないと思っていた」といったコメントがあり、また政策提言活動に参加する事に心理的なハードルがある方も多くおられることが分かりました。今年、第4期教育振興基本計画パブリックコメント、生物多様性の国家戦略パブリックコメント、「開発協力大綱」改定に関する政策提言活動等を行う予定ですが、勉強会も併せて開催していきたいと思っておりますので、社会を変えるための一手段としての政策提言に一緒に取り組んでいただけたらと思います。

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