ホーム団体概要 会員ネットワーク入会のお誘いサイトマップ

(財)京都ユースホステル協会

 ユースホステル(YH)運動は、世界中の青少年が旅を通じて、異国の人や自然や文化について関心を深め、それをお互いに尊重することで、「持続可能な社会」の構築に寄与することを願いっています。そのため人種、国籍、皮膚の色、宗教、性別、政治的信条等による差別をしないホステル(宿舎)を世界60ケ国4,300ケ所に設置し、各国の青年がお互いに仲間として交流できるように支援しています。

発足年: 1968年2月12日(財団認可)
活動分野:環境、平和、地域づくり
連絡先:〒616-8191 京都府京都市右京区太秦中山町29
    TEL 075-462-9185  FAX 075-462-2289
URL:http://earth.endless.ne.jp/users/yh-kyoto/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


■平和と国際理解のためのユースホステル(YH)運動」構想
 2002年、国際ユースホステル連盟(IYHF)はユネスコ及び観光を通じた平和促進国際研究所(IIPT)と提携し、「平和と国際理解のためのユースホステル(YH)運動」構想として「世界の子どものための平和と非暴力の文化をすすめる国際10年」への参加や環境保護の強化、文化遺産の保全、情報交換など平和教育に貢献する活動を実施しています。
 それらを踏まえ当協会では、YH運動の持つ「経験による教育」という特徴を生かし、自他の文化への深い理解や国際性を持った「地球市民」を育むと共に、将来の市民社会を担う青少年の育成に寄与する活動をしています。

■旅の出会いに、生八橋、豆腐作り体験……
 私たちが京都市から運営を任されている宇多野YHでは「旅の出会いと交流」をテーマに京都を訪れる様々なゲストの受入れをしています。ここは年間宿泊者の3分の1が海外からのお客様で、身近に外国人と触れ合える場所です。しかしせっかくの出会いの場でありながら、中には話すことに慣れていない人がいたり、そのきっかけが掴めなかったりで、十分に交流が深まらないという問題もありました。
 そこで4年前より気軽な交流や交歓ができるようなきっかけ作りとして、「エブリデイ・ワン」という事業を始めました。これは宿泊者に毎日(エブリデイ)何か1つ(ワン)のお楽しみイベントを提供しようという企画です。現在も続くその事業では、生八橋作り体験や豆腐作り体験、ナイトハイクや各種演奏会など多種多様なイベントを用意し、時にはボランティアとして地域の方々にもご協力をいただきながら実施しています。

■Peace Day〜各国の旅行者からのメッセージから生まれる交流
 その中で「単なるイベントではなく、国単位の争いを超え、個々人の思いを大切に表現してもらおう」という考えに立ち、気軽に「平和」について考えてもらえる機会「Peace Day(ピースの日)」が企画されました。
 内容は、デジタルカメラで宿泊客の顔写真を撮影し、印刷したはがき大の紙を渡して、余白に平和に関しての思いやメッセージを書き込んでもらい館内に展示するといった、いたってシンプルな内容です。
 これまでに集まったメッセージは500点を越え、国内はもとより欧米やアジア、豪州など各国の旅行者からメッセージが寄せられています。「LOVE & PEACE」や「ノーモア広島」「他人を信頼することが平和につながる」「世界の子どもに笑顔を!」など、それぞれの母国語でつづられており、シンプルだからこそのストレートな思いが伝わってきます。また、メッセージを書いた後、それをきっかけとして日本人と外国人が身振り手ぶりで平和について話し合っている姿も見かけ、「国としてのイメージが個人と関わる事によって大きく変わった」という声も聞きました。
 終戦記念日にあわせて大々的にパネル展示を食堂でしたり、YHを開放し地域対象にしたお祭りなどでも実施したりと、多くの人に取り組みを見てもらう機会を作っています。

  * * *

 今後も継続的に実施していき、YHを通じて様々な人達が交流し、理解しあえる平和な社会の実現のため、異文化及び社会学習を促進し、環境への関心を高める活動をしていきたいと思っています。