NPO法人 環境市民
持続可能な社会・生活を、実践をとおして実現する団体として設立。エコシティーづくり、グリーンコンシューマー活動、環境共育などを中心に地域からの実践活動を進める一方、全国のNGOと連携して行う「日本の環境首都コンテスト」やグリーン購入やCSRを通じて企業に働きかけ、社会システムを変える活動にも取り組んでいる。
発足年:1992年
活動分野:環境、地域づくり
連絡先:〒604-0932 京都市中京区寺町二条下る呉波ビル3階
TEL 075-211-3521 FAX 075-211-3535
URL:http://www.kankyoshimin.org
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環境市民は、グリーンコンシューマーの考え方からまちのあり方を考え、街づくりの提言やそれらを担う人の育成を行ってきた団体である。
グリーンコンシューマーの10原則の中には、生産者や生産地への極端な負荷が掛からず、公正な作られ方をしているものを選ぶという視点もある。これは、自らの地域の持続性の維持のみならず、海外を含む他地域の持続性をも踏まえた視点といえる。本会が提供する環境学習のプログラムは、こうした視点を交えて実施されている。
■小学校5年生対象「グリーンコンシューマーになろう〜食べもの編」
小学校5年生を対象に行う環境学習プログラム「グリーンコンシューマーになろう〜食べもの編〜」では、日本が大変な食料輸入国であり、それによって起こる私たち日本人の暮らしや日本の農業の変化、地球温暖化との関係、海老やパーム油の使用に伴う生産地の現状、生産者の人権の問題を含めて取り上げている。子どもたちには、身近な食品を通じて環境や世界とのつながりを考えさせる時間となっている。
この授業の中で、子どもたちは現在の日本の状況、海外の状況を踏まえてその解決に向けて「今の自分にできること」「大人になったときにやりたいこと」等をそれぞれが考えている。そして子どもたちには、次の時代をつくる力があり社会をつくる主役であることを伝えている。
■NGOが学校とかかわるさいの課題
学校という教育現場で、総合的な学習の時間のなかでNGOが講師として招かれ、通常の授業とは異なる視点で社会を伝えられる機会ができたことは良いと思う。しかし、学校の現場からは、「環境・人権・福祉・国際」など、それぞれを個別の授業として時間をとらなくてはならないという意識が非常に強く、すべてについて実施しようとすると時間が足りないという声も聞く。学校以外でもそれらを関連づけて考えられる機会は少ない。
例えば、自然観察会での楽しい体験、自分の暮らしや地域の変化、外国の自然破壊、地球規模での環境問題を関連づけ考えられるような視点や機会、プログラムを提供する必要がある。
私たちNGOも自分たちの活動分野が他の分野とどのようなつながりをもっているのか、またNGO以外の企業や行政とはどのような連携ができるのかを探り、さまざまな人を巻き込んで取り組みを展開していく必要があると感じている。ESD-Jを通じて、そうした繋がりの発見、新しい組み合わせの可能性を探っていきたいと思う。

