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子どもの居場所

文部科学省では、平成16年度から緊急対策として3ヵ年「地域子ども教室推進事業」を実施している。この事業の背景にあるのは、子どもたちにかかわる重大事件の続発や青少年の問題行動の深刻化があげられるが、そもそも子どもにとっての居場所とはなにか。たんに物理的な空間のみならず、自分自身が受け入れられる人間関係や、その関係のなかで過ごす時間も、大切な「居場所」として位置づけられるだろう。子どもの居場所をつくるとは、とりもなおさず、コミュニティがもっていた教育力の復興、人と人、人と自然とのかかわりを再構築させることでもある。

(松本恵)