ESDテキストブックを推薦します



「未来への学び」の第一歩をこのESDテキストブックで始めましょう

東京学芸大学教授・日本環境教育学会会長

小澤 紀美子
小澤先生写真
私たちの生活はさまざまな要素の相互関連性のもとに成り立っています。例えば、 「食生活」で考えてみましょう。日本の食文化の原点の米は9割以上の自給率があり ますが、パンや麺類の原料の小麦は大半を海外に依存しており、自給率は14%しか ありません。他の食料はどうでしょうか。海外に多くの食材を依存していることは、 その輸送に多大なエネルギーを使用し、地球温暖化問題をもたらすだけでなく、農場 でその国の水をも使用しているのです。水は命の原点です。しかし貴重な水を使って 生産された食料を日本人は手つかずのまま生ごみとして出してはいないでしょうか。 日本人の大好きなエビは東南アジアの子どもたちの労働によって日本人の食卓にあ がっているのです。私たちの生活を相互依存関係の総和として、つまりシステムとし てとらえ直していく必要があります。

 そこで私たちは、日常の生活課題や地域の現実的な問題を探求し、解決を考えてい くことや未来が問いかけている課題に対して、主体的に「学ぶ」ことと「生きる」こ とを統合していく力を育むことが求められています。

 持続可能な地域・社会づくりの「未来への学び」の第一歩をこのESDテキスト ブックで始め、私たちを取り巻く環境に対して自ら働きかけ、地域の方たちと協働し ていく参画力をつけ、考え方と行動のパラダイム転換しましょう。


戻る