韓国ウィジョンブ21とのESD学習会報告
6月22日、韓国のウィジョンブ(議政府)市でローカルアジェンダ21(以下LA21)をすすめる「ウィジョンブアジェンダ21」のメンバー16名がESD-Jの事務局を訪問しました。これまでの日本のESDの取り組み、地域での取り組みについての学習会をひらきました。
ESD-Jからは、森良理事と、事務局の野口扶弥子が出席しました。まず野口より、ESDの10年が始まるまでの経緯、ESD-J設立の背景や、これまでの活動などについての説明をしたあと、森理事から、日本でローカルアジェンダ21がベースとなった環境基本計画のマスタープランを、180名ほどの市民が参画し行政とのパートナーシップで策定した日野市の事例を紹介しました。ESD-J側からの情報提供のあと、ウィジョンブアジェンダ21のメンバーから韓国全土やウィジョンブ市における持続可能な地域づくりやESDについてのお話を伺いつつ、意見交換を行いました。
7年前にLA21の基本計画が策定されたあと、ウィジョンブ市では、実施における積極的な市民の参画を促進するためウィジョンブアジェンダ21が発足しました。現在、生活、環境、生態系、教育、文化、社会福祉の6つの委員会に分かれ、基本計画達成のための実践事業を行っています。日本の事例紹介のあと、LA21をめぐり、ウィジョンブ市では、積極的な市民活動に対する行政の理解があまりない一方、日本では、行政が主導の地域づくりに市民が参画するかたちで進められていることが多い、という行政と市民のパートナーシップの違いについての話がでました。ウィジョンブアジェンダ21のメンバーとは、行政と市民の担当者が顔をあわせて話をしていくことの大切さを確認しあいました。
このような議論を踏まえ、森理事からは、行政と市民のパートナーシップのあり方について、日本と韓国、それぞれの長所と短所をお互いに出し合うような、自治体間の実践交流の場をつくっていくのがいいのではないかという提案がありました。ウィジョンブアジェンダ21の参加メンバーからも、9月に開かれるLA21の韓国全国大会に向け、そうした視点を提案していきたい、という意見を伺いました。
ウィジョンブアジェンダ21の詳細は下記URLから見ることができます。(韓国語のみ)http://www.uag21.or.kr/

