ESDレポート創刊号を読む会(鹿児島会場)
日時:2004年11月24日(水)17時半〜
場所:鹿児島大学生涯学習教育研究センター
2004年11月24日(水)17時半から鹿児島大学生涯学習教育研究センターにおいて、第1回ESDレポートを読む会を主催した。参加者は、大学教員2名、一般市民1名、学生2名、留学生1名の計6名であった。
- 参加した動機としては、<ESDレポートを読んで、「学校開放」や「地域発」「ネットワーク」といったメッセージにその通り、これまで自分が考えていたことが書かれていたので参加した>(工学部4年生)といったコメントがあった。
- 読む会というように、単に勉強しましょうでは、人はなかなか集まらないと思う。もっと具体的に何かをしましょうじゃないとダメなのではないか。(市民)
- 出席した教員からは、ヨハネスブルグサミットに向けて鹿児島大学で100名以上が集まった「鹿児島からヨハネスブルグサミットに提言を」の集いの紹介があり、ヨハネスブルグサミットに鹿児島から3名(2003年に赴任した小栗を含めると4名)参加したことの報告があった。
- その後、個人が現在関心をもっている具体的で身近な問題に移っていった。
- 自分は教員を目指している。鹿児島市内に子どもの遊び空き地がないことが気になっている。幼稚園を午後開放できないか考えており、今交渉中である。(工学部4年生)
- 自分は、生ゴミをすべて土に帰すべきではないかと考えている。大学生協の残飯はどうなっているのだろうか。大学生協の残飯を堆肥化する試みができないものか。早速生協に聞いてみることにしたい。(教育学部4年生)
- ゴミを土に戻す話から、パーマカルチャーの話が紹介されたり、鹿大で行われている土着菌研究の話へ話題が広がる。
- 以前、ピーターバーグが鹿児島で講演をした際にトイレの水の有効利用について提案があったことも紹介された。
- ゴミについては、遊び感覚が大切。昔はそうであった。ゴミがお金になり、ゴミは小遣い稼ぎになった時代だった。今は、お金にならないから間単に捨てる。デポジット制度を導入したリサイクルシステムがやはり必要ではないか。
- 視点は、鹿児島市内に移る。以前から気になっていたのだが、町の路面上を流れる排水路(雨水路)はどこへつながっているのだろうか。洗剤なども流れているが処理されているのか。それとも川に垂れ流しになっているのか。
- 下水道や雨水の水路などは身近な問題であり、その仕組みを知ることが大切。実際下水上処理施設に調査に出かけようではないか。
- 生ゴミの堆肥化を学校単位でやるのもよい。堆肥を実際公演の緑地に活用する。公園を子どもたちが管理する事で、学校と地域を結ぶ。公園の木の里親制度を導入しても良いだろう。
- 自分の問題関心から出発して、様々なアイデアが出された。こういう場をもっとつくって行こう。そして、具体的に実践していこう。その中でネットワークをつくっていこうという前向きな考えに参加者の意見が一致。
- ヨハネスブルグサミット参加組が呼びかけ人となって、鹿児島にポストヨハネス・ESDの10
年の動きを伝える会合を企画してみてはどうか。鹿児島大学の留学生とESDという切り口もおもしろいのではないか。 - いずれにしろ共有のビジョンをもつことが大切。小型の伝統的な技術を用いたり、誰でもできるエネルギーを題材にしていくのもよいだろう。
以上
報告:小栗有子

